【戻る】

銀河鉄道営業局
ミノルタプラネタリウム
銀河鉄道999 -消えた太陽系-」
2001年〜  ミノルタプラネタリウム系プラネタリウム館

車掌 「この不届き者が!『銀河鉄道規則』により今すぐ、放り出してやる!」
鉄郎 「待って、車掌さん!」
車掌 「ん?なんだ、こりゃ・・・」
エターナル 「・・・ここは、ここはいったい、どこですか?」
鉄郎 「・・・・こ、ここは、銀河超特急999号の車内だよ。」
エターナル 「・・・999号?」
車掌 「鉄郎さん!近づいたら危険です!」
鉄郎 「だ、だ、大丈夫だよ・・・」
鉄郎 「・・・あっ!」
エターナル 「わ、わたしは・・・」
鉄郎 「テレポートされてきたみたいだよ。」
エターナル 「・・・テレポート?」
メーテル 「そう、惑星クロノルナから。」
エターナル 「・・・あっ、クロノルナ!」
   
鉄郎 「わ〜っ、あの怒っているような星が君の星なの?」
車掌 「まさか!あんな熱い恒星には生物など生きてはいけませんよ。」
鉄郎 「あ、そうか。」
車掌 「ほら、近くで回っている小さな惑星がクロノルナです。鉄郎さんが住んでいた太陽系で言えば、燃えている星ファンタズマが太陽で、そのまわりを回っている惑星クロノルナが地球ということになりますね。」
車掌 「え〜ところで、お美しいあなた『銀河鉄道規則』により難民認定をいたしますから、お名前を教えてください。」
エターナル 「私の名前は、エターナル・・・クロノルナで生まれたアンドロイドです。」
エターナル 「私たちの星、クロノルナでは、あの輝く星ファンタズマの光を受けて育っていきました。何億年もの歳月をかけ、あらゆる生き物を産み出し、進化を遂げ、文明を築きました。恵まれた美しい自然、目を見張る科学の進歩、誰もが皆、この発展が永遠に続くものだと信じていました・・・」
エターナル 「・・・しかし、何十億年も輝き続けたファンタズマが年老いて、その生涯の最期を迎えるときが来たのです。全てを燃やし尽くした恒星は巨大に膨れあがり、赤色超巨星になります。自らが産み育てた惑星を飲み込むほどに膨張し大爆発を起こし、その一生を終えるのです・・・」
 



【戻る】