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車掌室

車掌の乗務日誌 番外編

松本作品ではお馴染みの板橋克己さんのオリジナル作品の個展が、東京都北区のJR王子駅近くにある「北とぴあ」展示ホールにて開催されましたので上京してきました。





銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000
乗 務 日 誌 

2010年04月25日(日)   天候:晴

区長

 

主任

 

2010年4月25日(日) 恒河沙in王子
 4月24日(土)と25日(日)の日程で、松本作品ではお馴染みの板橋克己さんのオリジナル作品の個展が、東京都北区のJR王子駅近くにある「北とぴあ」展示ホールにて開催されました。規模は過去最大ということで、大きな展示ホールに作品が並びました。私は2日目の25日(日)に見学に行って来ました。
 名古屋から新幹線の「ぷらっとこだま」を使ってのんびり上京、お昼前に個展会場に到着できました。
 この時期には珍しく富士山も山頂付近に雲がありましたが、すそ野までくっきり見えました。写真は、新幹線新富士駅到着前に撮影が出来ました。
 東京駅からJR京浜東北線に乗り換え、王子駅へ。ホント晴天に恵まれて、前日はすごく寒いとニュースで流れていましたが、この日は暖かい日曜日でした。
 
 王子駅から歩いて5分くらいかな。「北とぴあ」に到着、地下の展示ホールでは、mixiコミュニティ「メカデザイナー板橋克己」のメンバーがお手伝いで受付やホール内の案内とかしておりました。
 私はお手伝いが出来る打ち合わせなどには参加しておりませんので、ほんと普通のお客さんのつもりでお邪魔させて頂きました。実は、板橋さんの個展の見学は、これで3回目。初個展の池袋の個展で初めて拝見し、その後、地元の名古屋の個展でも拝見して、今回の王子ですが、今までの規模は比べ物にならないほどの広さと作品の数でしたね。


 作品数も多くなったのもすごいんですが、今回初登場の大きな作品が目玉でして、パネル10枚で展示されていた「大宇宙数詞艦隊」がすごかったです。他にも、「銀河鉄道999」の映画版や松本作品アニメの設定画コピーも初めて展示されました。私が前々から「設定画も展示したらいいのになぁ・・・」と思っていたので、板橋さんの偉大さみたいなものがこれを見てからオリジナル作品を見ると、すごさも分かるんじゃないかと。


 今回は初めてプログラムが配布されました。展示作品のリストがここに書かれています。それでは、今回の個展のリストを紹介します。
01.宇宙空港 02.宇宙空港2
03.アースポート 04.軌道エレベーター
05.宇宙エレベーターガール 06.ジオステーション
07.軌道列車 08.スペースプレーン「ムーンエクスプレス」
09.高速連絡艇 10.宇宙ステーション
11.惑星探査宇宙船「ヴェーダ」 12.H-5ロケット
13.シャトルと宇宙ステーション 14.ゲートからの眺め
15.透けるスペースプレーン 16.スペースプレーン「カシオペア」
17.惑星探査宇宙船「メシエ」 18.建造ドック
19.宇宙ドック 20.宇宙ドック
21.惑星間航行宇宙船「シリカ」 22.火星飛行船「ステラ」
23.火星宇宙船と軌道ステーション 24.火星軌道上の宇宙船群
25.マーズライナー 26.火星のエアプレーン
27.火星の探査歩行機 28.木星探査宇宙船
29.木星探査宇宙船コクピット 30.惑星探査宇宙船「マハラジャ」
31.惑星探査宇宙船「ポーラースター」 32.惑星探査宇宙船「アース」
33.太陽系クルーザー「アスカ」 34.オールトの雲
35.挑戦は続く 36.恒星間航行宇宙船「オリオン」
37.銀河間航行宇宙船「トリスタン」 38.恒星間航行宇宙船「スタリオン」
39.銀河間航行宇宙船「CPX03」 40.銀河間航行宇宙船「フェルマー」
41.恒星間航行宇宙船「実験機」 42.恒星間航行宇宙船「L998」
43.恒星間航行宇宙船「ゼウス」 44.宇宙船「フォーチュン」
45.「L998」のコクピット 46.遙かなる光りの中へ
47.そして時間の無い世界へ 48.宇宙の果ての青い惑星
49.銀河間航行宇宙船「オデッセイ」 50.宇宙ガール
51〜60.大銀河数詞艦隊 61.先進装具システム、水中航走式機雷掃討具「S-10」
61-2.US-1A(改)、無人機研究システム 62.軽量装着型付加装甲、マルチスタティックソナー
62-2.手投げ式偵察ロボット、新架橋 63.航空機用防弾板、新対潜用短魚雷
63-2.耐衝撃性機体技術、電子熱化学砲 64.高高度滞空型無人機、砕氷艦新「しらせ」
64-2.先進技術実証機、魚雷用誘導制御装置 65.三輪スーパーバイク
66.変型ロボット 67.スーパーSL
67-2.サンタさんと猫娘 68.ホームラン、小型パーソナルバギー
68-2.小型電動バギー、メカパネル 69.スターファイター、ムーンエクスプレス
69-2.戦闘機、天文学者 70.スーパーSL、バイクと女の子
71.スーパーバイク 72.スーパーバイク「ビイコ」
73.ジェットガール 74.宇宙船「アイアース」

 個人的にお気に入りの作品は、やっぱり「銀河鉄道999」が好きな私としては、「軌道列車」とか「スーパーSL」が良かったです。宇宙船のコクピットなんかは、999関連の設定画を見ているので、お馴染みな感じがしますね。それと、今回初めてなんですが、板橋さんが実際に作品を解説付きで描いている様子を撮影した映像をテレビモニターで公開されたこと。撮影もコミュニティーメンバーがお邪魔して撮影したとのこと。実際に目の前で見られた幸運もありますが、作品が出来上がるまでの映像が見られたのは貴重でした。話では描き方とか聞いたこともあるのですが、なかなか実感がわかないのが正直なところでして、映像で見られたというのは良かったです。


 今回の個展では、板橋さん本人が各作品を解説する時間がありまして、来場者を引き連れて?、一つ一つ丁寧に解説していきました。時には質問にも気楽に答えていて、後で聞いた話では、特に台本が用意されていたわけでは無いようでしたが、この時間に偶然来られたお客さん達は、真剣に解説を聞いて感心していたように感じます。
 また、上信電鉄の「銀河鉄道999号を走らせよう!実行委員会」の関係者が、10月に開催予定の板橋さんの個展の打ち合わせをするために会場にお見えになっていて、打ち合わせ後に会場内を見学されておりました。

 最終日は午後7時まで。このあとは、みんなで後片づけで、一つ一つ丁寧に展示されていた作品を袋に収容し箱へと収めていき、終わったのが8時過ぎ。ワイヤーでつり下げられていた作品を下ろすのが時間がかかっていましたね。
 最後は、簡単な打ち上げで板橋さんの挨拶でお開き。私はこの日は一泊するので、ホントの最後まで残っていまして、みなさんが帰った後も少し板橋さんとお話しする時間もあったりしました。台車で荷物用エレベーターで地上へ上げて、赤帽に荷物を載せて解散しました。
 今回の個展は規模も大きくなっていることもありますが、板橋さんの個展の意気込みも感じられたような気がします。同じ会場で来年4月23日(土)、24日(日)にも開催決定ということで、今年以上に規模が大きくなる個展になっていくと思います。板橋さんも本職の合間で描かれているので、準備も大変かと思いますが、こういう個展を通じていろいろな分野の方とパイプも広がっていくといいですね。
備考
銀河鉄道株式会社 様式4.1

 




 

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