| ▼「C62」のアルファベットと数字の意味 |
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| 動輪をABCと数えるのです |
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↑この大きな車輪3つが「動輪」です。
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C62の「C」は、動輪の数を表しています。動輪の部分は、大きな車輪が3つありますね。これが動輪です。ABCと数えるのです。ちなみに、デゴイチと呼ばれているD51は動輪が4つあります。ABCDと数えるんですね。
左の写真は、JR東京駅の地下にある「動輪広場」です。C6215の本物の動輪が展示してあり、3つ動輪があります。 |
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| タンク型とテンダー型に分かれるのです |
C62の「62」という数字は、何番目に製造された蒸気機関車かを表します。しかも、その数字でタンク型機関車かテンダー型機関車かがわかります。
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タンク型機関車
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テンダー型機関車
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10〜49
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50〜99
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C11 タンク型蒸気機関車
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C62 テンダー型蒸気機関車
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| タンク型と言うのは、ボイラーにある水槽に水を蓄え、石炭は運転席の後ろにある石炭庫に貯蔵している機関車です。 |
テンダー型と言うのは、石炭庫に石炭、水槽に水を積んだ炭水車を牽引している機関車です。C62はテンダー型になります。 |
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| まとめますと・・・ |
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C:動輪が3つ
62:この場合は、テンダー型の62番目の蒸気機関車
48:この場合は、C62型の48番目の機関車 |
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| となります。ナンバープレートの数字やアルファベットの意味が分かりましたでしょうか? 実はこういう意味があったんですね。 |
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| 戦後間もない頃に誕生したC62は、旅客機関車の不足ということで、意外にもD52蒸気機関車のボイラーを改造されて出来た機関車です。新規に蒸気機関車を製造することは、占領下であった日本では許されず、改造という形でC62の蒸気機関車が出来ました。そのC62の親とも言えるD52蒸気機関車を少しだけ紹介します。 |
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