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第16話 螢の街   1978年(昭和53年)12月28日放送

脚本・藤川桂介  美術・窪田忠雄  作画監督・兼森義則  演出・大谷恒清

 
貧富の差が激しい螢の街に降り立った鉄郎は、フライヤという貧しい女性にお金を恵もうとして、逆に断られてしまった。自分が自信を持って売れるものを買って欲しい、というフライヤの申し出に従い、彼女が描いたアニメの絵コンテを渡された鉄郎は、身体の光る部分により人生が決まるこの星にあって、最も醜い光を放つ彼女が描いた美しい作品に感動。いつか映画を作るときのために、と代金と共に絵コンテを返し、螢の街を後にした・・・

真理子の螢

水滴星4D-3

装甲惑星

 

キャスト

◇フライヤ
  アニメーションの演出家をめざす少女。身体の発光が、一番醜いブチのため、貧しい暮らしをしている。そのため、彼女は、アニメーションで身を立てようと考えている。

松尾佳子(まつおよしこ) 3月5日 東京 東京俳優生活協同組合(シグマセブン)
「母を訪ねて三千里」「熊の子ジャッキー」「ジェッターマルス」他

◇青年 
安原義人(やすはらよしと) 11月17日 兵庫 テアトル・エコー
「宇宙戦艦ヤマト」「ニルスの不思議な旅」「キャッツ・アイ」他

◇鉄郎の母
坪井章子(つぼいあきこ) 1月1日 静岡 青二プロ
「劇場版 銀河鉄道999&さよなら銀河鉄道999」鉄郎の母
「若草のシャルロット」「母を訪ねて三千里」ナレーション他
 

製作者スタッフ

オープニング
企画 別所孝治(フジテレビ) 横山賢二 小湊洋市
原作 松本零士
連載 週刊少年キング テレビマガジン たのしい幼稚園 おともだち 他
音楽 青木 望
 指揮 中谷勝昭 
 演奏 コロムビア シンフォニック・オーケストラ
主題歌  作詞 橋本 淳
       作曲 平尾昌晃
       編曲 青木 望
       歌 ささきいさお 
杉並児童合唱団(コロムビアレコード・朝日ソノラマ・ファンファニー)
チーフディレクター 西沢信孝
制作 フジテレビ 東映
 
エンディング
企画 別所孝治(フジテレビ) 横山賢二 小湊洋市
音楽 青木 望
チーフディレクター 西沢信孝
製作担当 佐伯雅久
脚本 藤川桂介
作画 及川博史 稲野義信 山田 徹 佐藤啓一 松本美代子 斉藤久美子
背景 山川晃 中村 靖
仕上 松原明徳 安永陽子 中原成江
特殊効果 佐藤章二
編集 千蔵 豊(タバック)
録音 池上信照(タバック)
選曲 宮下 滋
効果 松田昭彦
撮影 管谷英夫
製作進行 関口孝治 郭承威
記録 池田紀代子
現像 東映化学
美術設定 浦田又治
美術 窪田忠雄
総作画監修 湖川 滋
作画監督 兼森義則
演出 大谷恒清
 

CMアイキャッチ

前半CM 111号 メーテル
後半CM後 888号 鉄郎
 
やがて、時は流れて宇宙の多くの惑星で、フライヤのアニメーションが上映された。そのタイトルの前には、こう書かれてあった、「フライヤとその猫の名において、偉大な私たちの星野鉄郎くんにこの一遍を捧げる、あなたの友情と勇気を私たちは生涯忘れない・・・」と。しかし、それを鉄郎が見たかどうかは誰も知らない。
 

次週予告

弱肉強食、それは生き物の世界を支配する掟だ。たとえ非情でも、その掟に従わなければすべての生き物は死に絶えるだろう。その、やさしくも悲しい星がここにある。次回の銀河鉄道999は、「装甲惑星」に停まります。
 

第17話 装甲惑星

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