第11話 不定形惑星ヌルーバ 1978年(昭和53年)11月23日放送 |
脚本・藤川桂介 美術・窪田忠雄 作画監督・石黒 育 演出・古沢日出夫
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999号は、惑星の形が定まらないヌルーバに臨時停車。何もすることが無く車内に留まった鉄郎とメーテルは、車内に侵入したアメーバ状のヌルーバ星人に襲われてしまう。メーテルと鉄郎の姿を写し取り2人と入れ替わろうとするヌルーバ星人だが、怒った鉄郎の逆襲によって降参。彼らを迎えにやってきた父親は、形がないからこそ、美しい、醜いと差別されずに済むのに・・・と、形あるものに憧れる子供たちに教えるのだった。 |
不定形惑星ヌルーバ
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トレーダー
中央ステーション
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化石の星
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キャスト
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◇ヌルー
不定形惑星にふさわしく、形のさだらまないグニャグニャした、ヌルーバの生物。高度な知性を有し、「形がないからこそ美しいだどか、醜いだとかいって、変な差別をされたり、つらい思いをしなくてもすむのだ。」と、己の体に誇りを持っている。
山田俊司(やまだしゅうじ) |
10月25日 |
北海道 |
青二プロ(リマックス) |
「一休さん」「惑星ロボ ダンガードA」「ちびまる子ちゃん ナレーション」他 |
◇スルー
ヌルーの娘。ツルー同様、人間にあこがれ彼女はメーテルの形を取って化けた。
白石冬美(しらいしふゆみ) |
10月14日 |
静岡 |
青二プロ |
「あしたのジョー」「機動戦士ガンダム」「一休さん他 |
◇ツルー
ヌルーの息子。人間の形のファンで、人間の姿を借りて他の星へ行きたがっている。そのため、停車した999号に潜り込み、鉄郎の体の形を取り化けた。
つかせのりこ(つかせのりこ) |
12月23日 |
東京 |
青二プロ |
「タイムボカンシリーズ 逆転イッパツマン」「くまの子ジャッキー」「おはよう!スパンク」他 |
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製作者スタッフ
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オープニング |
企画 |
別所孝治(フジテレビ) 横山賢二 小湊洋市 |
原作 |
松本零士 |
連載 |
週刊少年キング テレビマガジン たのしい幼稚園 おともだち 他 |
音楽 |
青木 望 |
指揮 |
中谷勝昭 |
演奏 |
コロムビア シンフォニック・オーケストラ |
主題歌 作詞 |
橋本 淳 |
作曲 |
平尾昌晃 |
編曲 |
青木 望 |
歌 |
ささきいさお
杉並児童合唱団(コロムビアレコード・朝日ソノラマ・ファンファニー) |
チーフディレクター |
西沢信孝 |
制作 |
フジテレビ 東映 |
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エンディング |
企画 |
別所孝治(フジテレビ) 横山賢二 小湊洋市 |
音楽 |
青木 望 |
チーフディレクター |
西沢信孝 |
製作担当 |
佐伯雅久 |
脚本 |
藤川桂介 |
作画 |
石川卓也 岩瀬よし子 古沢由美 高橋 昇 吉田修久 中村 誠 |
背景 |
山川 晃 中村 靖 |
仕上 |
松原明徳 大橋 清 白倉拓也 |
特殊効果 |
堰合 昇 |
編集 |
千蔵 豊(タバック) |
録音 |
池上信照(タバック) |
選曲 |
宮下 滋 |
効果 |
松田昭彦 |
撮影 |
佐藤隆郎 |
製作進行 |
関口孝治 加藤久美子 |
記録 |
池田紀代子 |
現像 |
東映化学 |
美術設定 |
浦田又治 |
美術 |
勝又 激 |
総作画監修 |
湖川 滋 |
作画監督 |
石黒 育 |
演出 |
古沢日出夫 |
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CMアイキャッチ |
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前半CM前 666号 鉄郎 |
後半CM後 777号 メーテル |
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元々、この宇宙では、物に形のない方が正しいのかも知れない。人にしろ、星にしろ、形のある物は、はかないつかの間の仮の姿に過ぎないのではないか?もし、そうだとしたら、鏡を見て嘆く必要など全くない。宇宙の真理はそうでなくてはならないと、鉄郎は思う。 |
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次週予告
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運命の化石化ガスが、若い二人の愛を永遠に引き裂いた。それでも彼は命をかけて守り続ける。呼べど答えぬ美しき少女を。呼べどこたえぬ化石の恋人を。
次回の銀河鉄道999は、「化石の戦士(前編)」に停まります。 |
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第12話 化石の戦士(前編)
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