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銀河鉄道営業局
ミノルタプラネタリウム
銀河鉄道999 -消えた太陽系-」
2001年〜  ミノルタプラネタリウム系プラネタリウム館

エターナル 「鉄郎さん、どうぞ、悲しまないで下さい・・・私がいなくなっても、私が999に託したたくさんの命は未来への希望でいっぱいです。もしかしたら新しいクロノルナの遺伝子の中に私の記憶のかけらが残っているかもしれない・・・そしたら、宇宙のどこかで、また、鉄郎さんと逢える!そう、それまでのお別れです。鉄郎さん、あなたの手は温かかった・・・私はそのぬくもりを絶対に忘れない・・・さようなら・・・さようなら・・・」
 
(宇宙の大海原を走る999号)
 
車掌 「大変ご迷惑をおかけしました。銀河超特急999号はこれより一路アンドロメダ銀河に向けて全速力で出発いたします!いや〜、早く元のダイヤに戻さなくちゃ〜!」
メーテル 「この広い宇宙の中でさえ、全てに始まりがあって終わりがある。自ら死を早めた星もあれば、危機に対して何の対策も立てられず滅んだ星もあるの。そうならないために、過去を知り、現在を見て、未来を考えることが出来るのが人間なのよ。」
鉄郎 「そうだね、メーテル。人類を、そして、地球というかけがえのない惑星を死滅させないためにも、僕たちは危機に立ち向かう知恵と勇気が必要なんだね。」
メーテル 「鉄郎、この宇宙の中で人間の一生なんて本当に短いものかも知れない。でも、今日という日を精一杯生きたら、明日のあなたは今日より強くなっているはず。わかるでしょ、鉄郎。」
鉄郎 「うん!」
鉄郎

「宇宙も不思議なことがいっぱい起きるけど・・・でも、あのアンドロイドのエターナルもメーテルも車掌さんも、なんか不思議だ。もしかしたら、人間はこの広い宇宙と同じくらいたくさんの不思議を持っているのかもしれない・・・!きっと、人の心の中にも、とてつもなくデッカイ宇宙があるんだ!誰にも触れることが出来ない宇宙が!」

 
 
(終わり)
 
 



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