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銀河鉄道 研修センター

【第5教室】

Nゲージ999号初心者講座

マイクロエース製Nゲージ999号について、講師を招いてのNゲージ初心者講座です。



車掌: 「講義2回も穴あけちゃって、ま〜〜何やってんでしょうねぇ」
  「講習生にも愛想尽かされなきゃ良いんだけど・・・」
  「こんなことダメでしょ!早く帰って来なさいッてんだ、全く!」
 
(例のテーマ) ちゃんかちゃんかちゃん ちゃららんら ちゃんかちゃんかちゃん♪
 
原田: 「ダンメ ダンメ教師は 今日も駄目♪」
車掌: 「・・・って なにノン気に唄ってんですかぁん(怒)」
原田: 「・・・・・・! うわ学園長」
車掌: 「ちゃ〜うって」
原田: 「ところで車掌さん、一つ気が付いたんですが・・・」
車掌: 「なんやねん」
原田: 「ミツセさんの質問で2〜3回講義ネタにするんじゃなかったでしたっけ?」
車掌: 「あ゛」
   
  編集部 注)↑あくまでフィクションです(^^;

レールの話し
メルマガ KATOとTOMIXの違いを読まれて
ミツセ: 「KATOとTOMIXでそんなにも違うんですね。何も考えずに、見たくれだけでKATOを選んだんですけど・・・」
原田: 「あんまり批評すると両メーカーからクレームが来るかも知れませんが・・・・とりあえず自分が使ってみて思ったことをそのまま書いたつもりです。」
ミツセ: 「あ、ところで『Nゲージで始める鉄道模型』(成美堂出版)には『トミックスの線路は、茶系道床レールとグレー系道床レールの2種あるが、基本的な規格は同じで共用可能だ。現在、特に後者のグレー系道床レールの充実がはかられている』となってますよ。」
原田: 「グレー道床のレールですが、TOMIXが『機関車トーマス』シリーズを機会に、道床の色を変えて発売したものです。両方持っているとバラスト“替えたて”の区間を表現できます。(茶道床のレールの間にグレー道床のレールを挟む)」
  「私は最初TOMIXで始めたのですが(というより、うちの近所の模型屋にはKATOのユニトラを置いてなかっただけの話)次第にポイントやジョイナーの劣化現象で悩まされ、そのころちょうど、KATOがローカル駅舎シリーズという、とんでもなくリアルな駅のキットを発売したので、それをきっかけにユニトラに乗り替えました。」
 
ローカル駅舎シリーズ
ミツセ: 「あの『ローカル駅舎シリーズ』ですか。あれ良いですよねぇ。」
原田: 「尚、余談ですが、最近あのシリーズで蒸気機関車の付帯施設シリーズが発売されており、ますますユニトラから目が離せない状況です。」
例えば・・・
炭水車に石炭や水を補充する施設だとか、機関車の釜の底を抜いて灰(アシュー)を取るための施設とか、あと、機関庫やその他機関区を再現するのに必要な建物が2〜3のグループに分かれて製品化されてます。
かなり出来イイです。(でもちょびっと高価)全部設置してトミックスのターンテーブルと扇形庫を配置すれば気分はもう“梅小路”そのものです。
ミツセ: 「私の場合、最初に買ったのがKATOのC62だったんで、その後、線路もユニトラックにしようかと思ったんです。けど先日TOMIXの対向式ホームセット&延長キット買っちゃいました。」
  「なぜTOMIXの対向式ホーム(*1)かって言うと、メガロポリス中央ステーションのホームエンドに一番似てるかなと思ったし、ホーム単体で売ってたから。」
(*1)対向式ホーム、島式ホーム
対向式ホームは、線路をホームで挟み込んだような形式、島式ホームはホームを線路で挟んだような形式を言います。

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島式ホーム

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対向式ホーム

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対向式ホーム

原田: 「私的には、TOMIXのプラットホーム、ちょっと“幅”が狭すぎる様な気がしたのであんまり馴染めませんでした。ローカルホームというものは結構だだっ広く、真ん中に植え込み等があって結構ゆったりしてます。勿論KATOのローカルシリーズもあまり広いとは言い難いですが・・・」
  「でも駅舎はTOMIXもなかなかやってくれてます。10個位使って切り接ぎすれば『蛍の輪の駅』が出来るかも?」
ミツセ: 「確かに。屋根の葺き方がTOMIXが切妻で、KATOが寄棟ですものね。」
  「個人的には寄棟の方が好きなんですけど、『蛍の輪の駅』は切妻だし。円筒形のポストも付いてるから、切った貼ったして自販機作ればハイ出来上がりってところでしょうか。」
  「それにしてもTOMIX製ストラクチャーの質感ってもうちょっとなんとかなりませんかねぇ。“自分で塗ってください”ってところでしょうか。」
原田: 「逆に“おもちゃ”っぽさをなんとかしよう!って燃えますけどね。私は・・・」
プラモデル全般に云えることですが、プラの地をそのままにしてあるモデルにはリアリティーもへったくれもありません。市販のプラカラー等で全塗装してやって、初めて味が出るのではないでしょうか。
あと、キット等を組まれる気があるのでしたら、GM(グリーンマックス)のローカル駅舎キットを組んでみては?あれは良いですよ。KATOのとはまた違ったタイプの駅舎ですが貫禄充分です。付属品もいっぱいで結構組んでて愉しいです。

ミツセ: 「質感から言えば、KATOのはスッゴク良いですよね。」
原田: 「実は、KATOのローカル駅舎シリーズもプラ地そのままの未塗装です。あれこそ、市販プラカラーの吹き付けで見違えるように格好良くなると思います。」



♪キーンコーンカーンコーン
原田: 「次回へ続きます・・・」
車掌: 「今回は出番無し!」
 
ちゃんちゃん!
 

銀河鉄道広報局「ギャラクシーれーるうぇい」第49号 2001年6月17日掲載



パワーユニットの話し