JR名古屋駅のセントラルタワーズあるジェイアール名古屋タカシマヤにて、開業20周年を記念して「鉄道の未来展」が開催される情報が入りまして、ただの鉄道イベントなのかと思っていたら、平成元年(1989年)に名古屋で開催された「世界デザイン博覧会名古屋港会場」のJR東海パビリオンで上映された「リニアエクスプレス999」が上映されるということで、私も当時に見に行っているのですがストーリーは忘れていたので、記憶が正しいのか確認するため会場に行ってきました。
メインは、新幹線からリニアプロジェクトの内容で、リニアプロジェクトの内容の一部に「リニアエクスプレス999」がありました。会場前半は新幹線のコーナーで、後半がリニアモーターカーのエリアになります。リニアがメインのコーナーは、中央にジオラマがあり、リニアエクスプレスがグルグル走っていました。こちらは撮影がOKでしたので、子ども連れの方々が写真撮影しておりました。
ガラスケースの中には、リニアエクスプレスの当時の台本、デザイン博の会場で販売していたオレンジカード。メーテルさんと鉄郎くんが描かれているカードは、私も当時、会場で購入しました。貴重な台本は手書きでワープロ書きではなかったんですね。
約30年前の平成元年の作品の話であり、JR名古屋駅セントラルタワーズも無い時代なのに、この時からリニア中央新幹線の話があり、そして、今、リニア中央新幹線建設が始まっているんですよね。東京駅から名古屋駅まで開通したら乗車できるかな・・・
本来の目的に戻ります。何回も見られたので、覚えている範囲であらすじメモっておきます。鉄郎くんは、名古屋駅からリニアエクスプレスで東京の学校に通学していて、名古屋へ帰るとき特別乗務員のメーテルさんが現れ、鉄郎くんに蒸気機関車からリニアエクスプレスまでの鉄道の歴史を見せるというストーリー。
東京ステーションから名古屋ステーションへ、鉄郎くんとミーくんが「リニアエクスプレス999号」に乗って帰るというシーンから始まります。東京ステーションから「リニアエクスプレス999号」に乗り込む前に改札チェックがあり、鉄郎くんがミーくんを乗車させようとポケットだったかな、隠して乗り込もうとしたところ、壁に埋め込まれた仮面のようなアンドロイドに呼び止められます。アンドロイドの声は麻上洋子さんでした。当時は気づいておらず。そして、ミーくんの乗車が認められて「リニアエクスプレス999号」が停車してる99番ホームへ向かいます。
東京ステーションを出発してJRマークが付いた黒い帽子をかぶった女性が近づいてきます。特別乗務員のメーテルさん登場で、鉄郎くんを名古屋まで案内人として添乗するそうです。東京から名古屋までは時速500キロ、所要時間40分だそうです。
リニアエクスプレス999号に乗車して車窓を見ていると、隣にSLに乗車している鉄郎くんのお父さんお母さんが登場。そして、昔の新幹線が登場して、そこには鉄郎くんのお父さんお母さんと赤ちゃんの鉄郎くんが3人で乗車しているシーンが流れます。
そしたら、リニアエクスプレス999号は、空間軌道へ入り宇宙へ走って行きます。メーテルさんに「リニアエクスプレス999号」の運転席に案内され、未来の鉄郎くんが運転士となり、リニアエクスプレス999号を運転していて、「リニアエクスプレス999号」と「銀河鉄道999号」や「0系新幹線」、「弁慶号機関車」(だと思う)が並走しているシーンになりました。ここでさりげなく「銀河鉄道999号」が登場します。
そうしているうちに、「リニアエクスプレス999号」は名古屋駅に到着するというお話でした。メモ書きしましたが、さすがにストーリー展開が早いので全てはメモが出来ていませんが、そんな感じのストーリー展開でした。
会場を出ますと、いつもの版画屋さんの版画作品が展示販売されておりまして、その一角に「リニアエクスプレス999」号と関連して、磁力で999号を浮き上がらせている、ちょっと不思議な「フローティングモデル銀河鉄道999」が販売されていて、実物展示されていたので見てきました。今回、購入すべきということで、すでに手配済みだったので、ここでは購入していませんが、そんなにお値段も高くなく万単位では無いし、よく出来ていると思います。
当時、世界デザイン博名古屋港会場へ、この「リニアエクスプレス999」が上映されると情報入手して会場で見ていますが、たしか、当時は3D映像だったので、3D専用メガネを着けてみた記憶があるのですが、今回は普通の映像だったので、これを機に何かの「銀河鉄道999」の作品で特典映像でDVD化されないかなと思うのでした。
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