【乗務日誌 番外編に戻る】

 

車掌室

車掌の乗務日誌 番外編

2009年5月より走行している西武鉄道「銀河鉄道999デザイン電車」の運行を2014年12月20日に終了することに伴い、「さよなら銀河鉄道999デザイン電車」イベントに遠征してきました。


銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000
乗 務 日 誌 

2014 年12月20日(土)   天候:曇のち雨

区長

 

主任

 

 2009年5月より走行している「銀河鉄道999デザイン電車(3000系車両3011編成)」の運行を今年12月に終了することに伴い、12月20日(土)に「銀河鉄道999デザイン電車」の車両展示、写真撮影会、「銀河鉄道999」原作者である松本先生による「さよならセレモニー」、「銀河鉄道999デザイン電車」を本川越駅から西武球場前駅までと西武球場前駅から池袋駅まで特別記念運行が実施され、西武球場前〜池袋駅間の車内では、松本先生と「女子鉄アナウンサー」として活動しているタレントの久野知美さんが車内放送を使用してトークショーを行うということで、愛知から遠征しました。
 この電車の西武鉄道「銀河鉄道999号」デザイン電車お披露目式(2009.05.01開催)イベントにも遠征していますので、最初と最後を見届けることになりました。


本川越駅から大泉学園駅へ

 西武鉄道本川越駅から西武球場前駅への特別列車は、乗車1000人限定のため、乗車するためには、前日に川越入りしておかないと間に合わないかもしれないということで、仕事を終わって前日に川越入りすることにしまして、荷物や着替えも前日に宅配便で宿泊ホテルへ送っていましたので、仕事を終わった後にそのまま新幹線で向かいました。
 宿泊は本川越駅に隣接している川越プリンスホテルでしたが、名古屋19時ごろの新幹線で出発したのですが、到着したのは23時ごろでした。事前に乗換ルートを確認して出発したのですが、乗る予定だった特急が満席で乗れなかったりということもありまして、金曜日ということもあってか思った以上に人が多く、さらに急行に乗車したのですが途中から普通だったりと時間がかかり、到着が深夜になりましたので、事前に本川越駅の下見も出来ず当日を迎えました。

 今回のイベントの任務は、特別電車に乗車することと記念乗車券2種類を購入することが最大の目的です。
 同行してくれたsekaiくんとは、大泉学園駅で集合することになりまして、早朝に川越プリンスホテルをチェックアウト。

06時半頃 本川越駅から所沢駅経由で大泉学園駅へ移動。
07時頃 大泉学園駅で「さよなら銀河鉄道999 デザイン電車記念乗車券」(大泉学園版)購入。
07時半頃 本川越駅へ移動。所沢駅で乗り換えして新宿線へ。
08時頃 本川越駅到着。特別電車乗車するために並ぶ。

 懸念していた記念乗車券が速攻で売り切れということが過去にありましたので、大泉学園版が売り切れてしまうことを心配していましたが、朝7時ごろはまだ余裕な雰囲気でしたが、7時半を過ぎると購入者が並び始めました。後日、西武鉄道のホームページを見たら当日完売したようで、早めに購入で移動してよかったです。


本川越駅発西武球場前駅行き特別電車

 8時ごろに本川越駅に戻って来たのですが、2階改札口はまだ開いていないので、川越プリンスホテル駐車場を経由して2階コンコースへ。駐車場に入ったら案内係の方が案内しているので、この時点で定員1000人に到達していないようで間に合って良かったです。
 知らなかったんですが東京駅100周年記念Suicaが同じ日に発売されるということで、東京駅はすごいことになっているらしい。だから、東京駅に人が流れているので、こちらはそんなに大混雑しなくて済んでいるのかなぁということでした。
 前日、東京駅丸の内側を通過してきましたが、徹夜で並んでいる人は見かけなかったですね。っていうか、記念Suica発売自体を知らなかったので気づいていませんでした。
 並び始めてから1時間くらい経過したころ、9時15分になると列が進みまして、特別記念運行乗車証が配布されました。私がいたところは余裕があったと思われる位置だったのですが、なんか、もう一回り並んでももらえたかもしれないという感じでした。1000人いなかったように思えたんですが、実際は分かりません。

 出発まで時間があるので、私もsekaiくんも朝食を食べていなかったので、近くのカフェで朝食休憩して、本川越駅改札口へ。
 1番ホームには「銀河鉄道999デザイン電車」特別電車が停車中。行先表示器も「臨時」の表示。先ほどの特別記念運行乗車証が無いと乗車できません。ホームにて乗車証の検札をされて乗車しました。たしか、電車には松本先生のサインが書いてあったと記憶していましたが、どの車両に書いてあるかがわからなかったので、後ろから順番に探しまして先頭車の1号車にたどり着くと、松本先生のサインを写真撮影する方々がいっぱいでした。
 先頭車は人がいっぱいでしたので、真ん中あたりまで移動して着席、10時02分に定刻通り、本川越駅を「銀河鉄道999デザイン電車」が出発しました。

 西武球場前駅行きの特別電車は、事前にダイヤが公開されていることもあり、沿線には電車を一目見ようとする住民の方々、鉄道ファンの方々が結構いました。通過する駅にもカメラを構えた鉄道ファンがたくさんいました。車内アナウンスは、「銀河鉄道999デザイン電車」の紹介や元々の引退する3000系車両の紹介などが放送されていました。
 所沢駅を通過すると、どんどん街中から外れていき山の中に入っていきまして、気づいたら西武球場のドームが見えてきました。テレビでは見たことあるけど、現地は初めてです。話には聞いていたけど、ほんとに山の中でしたね。


西武球場前駅に到着


 予定通り10時32分に西武球場前駅4番線臨時ホームに到着。電車から降りると寒いの一言。駅を出ると記念乗車券(通常版)を購入する方々が西武ドームの入口まで並んでおりました。

 西武ドームへ向かって並び始めると、案内係の話では、おおざっぱに数えてこの時点で800人ほどということで、余裕で購入できる感じでした。雨が降る中、ちょうどドームの屋根下にいるときだけ降って、屋根から外れたら雨も止んで天気も少し回復して雨にも降られず記念乗車券が購入できました。


銀河1号と2号も登場

 練馬区の公用車である電気自動車「銀河1号」と「銀河2号」も西武球場に展示されていました。実は実車を見たのは初めてだったかも知れません。(どこかで見たことあったかなぁ・・・)

 電気自動車を見学して昼食です。昼食後に「銀河鉄道999デザイン電車」の見学です。

銀河鉄道999デザイン電車展示・記念撮影会

 昼食を済ませて、西武球場前駅の特設出入口から入場して、先着5,000名に配布される「さよなら銀河鉄道999デザイン電車イベント来場記念カード」を受け取ってホームへ入ると、特設売店で人だかりが出来ていましたので確認したら、事前情報として知らなかった「ありがとう。銀河鉄道999デザイン電車引退記念弁当」と「銀河鉄道999デザイン電車フェイスタオル」が完売という札が・・・
 実は西武球場前に到着して改札を出るとき、売店に人だかりが出来ているのは気づいていましたが、記念乗車券の購入優先で改札を出てしまったんです。西武鉄道の通販ですでに売っているグッズを販売していると思っていたんですが、当日オリジナルグッズの情報を事前に知っていたらsekaiくんと作戦会議していたとは思いますけどね。

 狭山線ホームと区切られて、臨時ホームの4番線に「銀河鉄道999デザイン電車」が停車しているのですが、正面から写真撮影できるスペースが設置されていて、そこへ入るために並んだりしました。

 並んでいたんですが、正面に入れる定員というか人数が多いので、そんなに時間はかかりませんでした。途中、車内に車掌さんが敬礼して立っているのを見つけました。車掌さんが乗車していたようです。方向幕が定期的に替えているようで、このタイミングでは「準急 池袋」となっていました。

 車掌さん側の撮影終了後、今度はメーテルさん側の正面へ移動して撮影しました。天候も雨が降ってきまして、気温も下がっていたのか寒くなってきましたので、大泉学園名誉駅長「車掌さん」がいる車両へ移動します。

 勤務中の「車掌さん」と記念撮影するために列ができておりました。ちょっと残念だったのですが、この立ち位置ではなくて、車両の連結部分にある扉の前だったら良かったのにと思ったんですが私だけかな・・・

 気づけば14時。松本先生が登場して「さよなら銀河鉄道999デザイン電車セレモニー」が始まります。一旦、臨時ホームから退場して改札口方面へ移動しました。

 14時30分、セレモニー会場は準備ができておりまして、報道陣も多数、ファンも多数って感じでいっぱいの人々で、近くで撮影が出来ませんでした。目いっぱい背伸びして手を伸ばして撮影したのですがこれが精一杯でした。仕方ないので、裏から撮影してみました。セレモニーの雰囲気は分かるかと思います。
 15時にはセレモニー終了、松本先生をはじめみなさんが999号に乗車し、15時10分、池袋駅へ向けて西武球場前駅を出発しました。お客さんを乗せた電車としてのラストランです。最後尾には松本先生と司会者と「車掌さん」がいまして、池袋へ移動中は車内放送でトークショーが行われていたのですが、何かをしゃべっていたのは聞こえたのですが聞き取れませんでした。

 所沢駅から池袋線へ入り、大泉学園駅を通過し、終点の池袋駅へ到着しました。ホームの先頭部分には大勢の方々が集まりまして、松本先生たちも何か取材か何か記念撮影をしている様子。なかなか電車から降りてきませんでしたが、松本先生の出発合図で「銀河鉄道999デザイン電車」が入庫していきました。これで見納めです。

 同行してくれたsekaiくんとは池袋駅を出てからお別れして、愛知へ帰宅しました。
 北九州モノレール「999号」は乗車してきたので、この時点で乗車できていない「999号」の電車は九州の「おれんじ鉄道」のみとなりました。

備考
銀河鉄道株式会社 様式4.1

 



【乗務日誌 番外編に戻る】