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車掌室

車掌の乗務日誌 番外編

5月1日(金)から西武鉄道に「銀河鉄道999」デザイン電車が走ると言うことで、豊島園駅にてお披露目式が開催されました。お披露目式を見学するため、今回は一人で上京してきました。


銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000
乗 務 日 誌 

2009年05月01日(金)   天候:晴

区長

 

主任

 

 ゴールデンウィーク後半の突入前、5月1日(金)から西武鉄道に「銀河鉄道999」デザイン電車が走ると言うことで、豊島園駅にてお披露目式が開催されました。お披露目式を見学するため、今回は一人で上京してきました。
名古屋を7時25分の新幹線のぞみに乗車して、豊島園駅に10時頃到着しまして、13号さんと執事さんと合流しました。10時30分から銀河鉄道999デザイン電車のペーパークラフトを先着1000名に無料配布されると言うことでしたので、早めに到着したのですが、さすがに平日と言うこともありお披露目式の見学者らしき人たちは、そんなに多くなく豊島園遊園地へのお客さんが若干多かったような気がします。


銀河鉄道999デザイン電車ペーパークラフト無料配布
 今回のお披露目式には、メーテルさんや大泉学園駅名誉駅長の車掌さんも出張しておりました。「銀河鉄道999」の登場キャラではありませんが、「宇宙戦艦ヤマト」の森雪さんも参加されるようで、なにやらお三方でお話しされているような感じで登場待ちしておりました。(笑)
豊島園駅前にはお客さんも多くなり、駅前広場では予定より10分早く、10時20分からペーパークラフトの無料配布がはじまりました。
先着1000名なんですが、待っている人は1000名もいないので、私たちも1枚頂いたんですが、まだ余っているような感じでしたので、嫁さんと子供の分も再度並んで頂いて来ちゃいました。それでも、余っているような感じでした。情報を知らない豊島園に遊びに来た家族連れももらっていましたね。


銀河鉄道999デザイン電車到着
 10時49分に1番ホームに銀河鉄道999デザイン電車が到着。西武鉄道広報担当の方が、取材陣の方々に「西武鉄道としては、ラッピング電車ではなく、デザイン電車として報道していただくよう、くれぐれもお願いいたします。」と説明しておりましたので、当社のサイトも西武鉄道の主旨を理解して「デザイン電車」として今後も書いていきたいと思います。
 どこかの某Y新聞のニュース記事は、この注意事項を無視しているのか聞いていなかったのか、「ラッピング電車」と記載していましたけどね。その他の報道メディアは「デザイン電車」と書いてありましたが、結果的にここだけ注意事項を聞いていなかったことになりますかね。


 取材撮影が落ち着くのを様子を見ながらホーム外で待機。落ち着いたのを確認したら、私らもホームに入り、写真撮影を行いました。下りになるのかな?池袋方面と反対側は「車掌さん」の顔でした。帽子の徽章部分は西武鉄道の徽章になっているところが細かい演出ですね。側面のデザインも8両編成だったんですが、各車両のデザインが違ったんです。しかし、1編成で一つのデザインで、各車両違うんですがそれが全部繋がっているイラストでした。この電車のために新しく松本先生が描き下ろししていると思われます。他では見たことがないイラストばかりでしたからね。

 松本先生がこの時点で到着されていないので、車掌さんとメーテルさんが記念撮影で応対しているところへ、西武鉄道の広報担当らしき人がいろいろ段取り中。松本先生の立ち位置の説明とか、お披露目式の段取りとか説明していたようでした。
そんな中、電車撮影しながら待っていたら、11時25分に2番線に電車が到着。西武鉄道の車掌の制服を着た松本先生が電車から登場。執事さんと話をしていたんですが、「車で豊島園まで来る方が早いと思うけど、車を駐車するスペースもなさそうなので、電車に乗車して来るんじゃない?」って言っていたらホントに電車で登場しました。

 大勢の取材陣とファンの中で何かしゃべっているのですが、声が聞こえなかった。写真を撮るのが精一杯でした。新聞報道によりますと、「(自分と)電車とは切っても切れない関係。今こうやってここに立っていること自体が夢を見ているようだ。夢が覚めたら少年のころに戻っていそう」と感激していたそうです。


臨時電車「銀河鉄道999デザイン電車」池袋へ出発進行

 車内では、お披露目式に出席した幼稚園児とペーパークラフトの作成をしながら、11時50分に臨時電車で池袋へ出発しました。私ら一般客も乗車することが出来ました。車内はいわゆる普通の車内で、特に999関連のデザインが施されている感じではありませんでした。
池袋駅までの約12分の短い時間に、松本先生の「名誉車掌」特別車内放送がありましたが、走行音がうるさく何をしゃべっているかあまり聞き取れませんでしたが、池袋到着前には、いわゆる普通の車掌さんが案内放送する文章を松本先生がしゃべっておりました。これも報道によりますと、「(終点の)池袋で終わらずに、そのまま宇宙へ舞い上がってアンドロメダまで行ってしまうかもしれませんので、楽しんでください。」と放送したそうです。


銀河鉄道999デザイン電車「飯能行き」お見送り
 池袋駅に到着した臨時電車は、急行「飯能行き」に変わり、松本名誉車掌は今度はデザイン電車をお見送り、安全確認をして敬礼してお見送りをしました。お見送りした後、ホーム上では取材陣からインタビューを受けまして、丁寧に答えておりました。私らは取材を邪魔しないよう近寄らずあまり離れずという感じで取材を見ておりました。

 お披露目式はここで終了です。デザイン電車は、飯能駅まで行ったら、仏子駅へ回送で移動して、13時07分から14時11分まで仏子駅の待避線(1番線と2番線の間)に撮影会のために留置してくれると言う、気の利いた時間がありますので、池袋駅構内で昼食を済ませて、急行電車で仏子駅まで移動することにしました。


仏子駅での銀河鉄道999デザイン電車撮影会
 仏子駅に到着した私らは、すでに鉄道ファンらしき人たちが大勢撮影しておりました。私らも先頭から順番に各車両を撮影していきました。まずは2番線側の車体撮影から。

2番線側からの撮影は終了。池袋方面の先頭はメーテルさんの顔になっているんです。それでは、1番線側へホームを渡ります。

 このデザイン電車は、約4年間、西武池袋線系でランダムで走るそうです。また、今後、西武鉄道で実施するイベントや練馬区が実施する「ねりたんアニメプロジェクト」などで、この電車を活用したイベント機会を作るなど活用して行くそうです。
今回の上京は、お披露目式だけの内容だったら上京していなかったと思いますが、今回、仏子駅での電車撮影時間が1時間設けられていて、さらに待避線に留置なので、電車全体がホームに隠れずに両側が撮影できたと言うことがあり、イベントで今後も走ると思いますが、のんびり撮影できる時間、環境は無いだろうと判断しての上京でした。西武鉄道の粋な計らいがこのデザイン電車を大々的に宣伝してもらいたいと言う意気込みを感じましたね。

備考
1銀河鉄道株式会社 様式4.1

 



 

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