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車掌室 |
車掌の乗務日誌 番外編 |
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2009年9月9日(水)、9が3つ並ぶ「999の日」でもあり、私たちの結婚記念日5周年でもあったのですが、鉄道部品屋「ジャパレ」さんのイベント企画による大井川鉄道で「銀河超特急999号」が走りまして、私たち家族も参加し乗車してきました。 |
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銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000 |
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2009年09月09日(水) 天候:曇 |
区長 |
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主任 |
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2009年9月9日(水)、9が3つ並ぶ「999の日」でもあり、私たちの結婚記念日5周年でもあったのですが、鉄道部品屋「ジャパレ」さんのイベント企画による大井川鉄道で「銀河超特急999号」が走りまして、私たち家族も参加し乗車してきました。
今回、特にオフ会ということにはしませんでしたが、現地集合と言うことで集まりました。jsasakiさんとお連れ様、鏡の星の鉄郎さんとお連れ様、Yummieさん、Eさん、kyouさんご一家と私ら家族で、Eさんとkyouさんご一家以外は展望車で座席がかたまりました。 私ら家族は、前泊していて8時半頃に大井川鉄道の新金谷駅に到着。出発までまだ1時間半ほどあるのに、カメラ構えたファンの方々が集まっておりました。しかし、天気予報は曇なんですが今にでも降り出しそうな雲行きです。 メガロポリス中央ステーション(新金谷駅)に集合 新金谷駅構内では、着々と999号の準備が始まっており、客車に赤地に金文字の「999」マークを取り付けている最中でした。そうなんです、今回の「銀河超特急999号」はあくまでもTV版バージョンをイメージした機関車で、ヘッドマークも劇場版の黒地に白文字の「999」ではないのです。
そして、発車時刻が迫ってきまして、乗客のみなさんは999号へと向かいました。999号の前では写真を撮る乗客たち。私も写真撮影したんですが、お客さんが300人以上いますので発車時間に間に合うのか心配するくらい、ホームにお客さんがいっぱいだったのでした。しかも、999号に乗車するお客さんのお迎えするため、車掌さんやメーテルさんがホームでお出迎えもしていたのでした。
「次の停車駅はトレーダーでございます。停車時間は地球時間で2分です。」 次の停車駅トレーダー分岐点(家山駅)に向かう車中では、今回の主催者である鉄道部品屋「ジャパレ」の社長さんが挨拶。大井川鉄道で走らせるまでのいきさつを簡単に説明して、展望車の乗客からは拍手。諸事情を知っている方ばかりですからね。そして、車掌さんが登場です。 車掌さんの制服は劇場版バージョンですが、車内放送でアナウンスせず、実際の999号の車掌さんのように、各車を回って停車駅の案内をするというこだわった仕事。みなさんの写真撮影に応じ、しばらく敬礼した状態だったのもサービス満点でした。
終着駅「惑星プロメシューム(千頭駅)」に到着 「え〜長らくのご乗車大変お疲れさまでした。まもなく終着駅、惑星プロメシュームに到着です。どなた様もお忘れ物無きようお願いいたします。」 惑星プロメシューム(千頭駅)に到着後、客車ごとに999号をバックに記念撮影を行いました。真ん中には車掌さんとメーテルさんも一緒です。よくある観光場所での団体さんの記念撮影と一緒ですね。
帰りには、全員に写真が配布されて、思い出に残る記念写真となりました。
ということで、昼食を食べ終わると、オークションの時間が迫ってきました。オークション会場となる改札口前のスペースでは、あわただしくスタッフや車掌さんが準備に追われております。今回、999号に使用したヘッドマークや炭水車のロゴマーク、駅銘板などオークション出品や物品販売の準備で忙しそうで、お客さんも回りを囲む感じで待っている状態でした。 物品グッズの購入やオークション入札の権限は、嫁さんに全面委任というか担当ということで、私と子供は999号をじっくり見学しておりました。
通常の蒸気機関車の運行は、上記の写真を見ても分かるとおり、転車台で方向転換をせず、客車の最後尾に蒸気機関車がお尻を先頭にして連結して新金谷に戻るんだそうです。しかし、今回の999号は特別運行。ちゃんと、正面を向いて戻ります。これだけでも非常に珍しいんだそうです。 14時頃からオークションが始まります そろそろオークションが始まる時間が迫ってきました。出品されている商品は、銀河鉄道管理局通達1071号の通りで、私たちも落札しようとしている商品があり、それなりに落札価格の検討とかしてきました。全部ではありませんが、実際に落札された商品を紹介します。ご好意で写真を撮影させて頂きました。 そんでもって、私らが落札しようと思っていたのは、以下のこの商品です。ヘッドマークなんかは、値段が高額になると思いまして最初から狙っておらず、過去のイベントにも登場したことがない炭水車のロゴマークとデフの「GE999」を狙っていたのは、現地では内緒の話です。今後、999号のイベント列車が走っても、おそらく炭水車ロゴマークは付けないんじゃないかと予感したからです。大人の事情もあるかと思いますが、実現が出来るハードルならば、過去のイベントでも付けていたんではないかと思いますが、おそらくハードルが大人の事情で高いのではないかと。しかも、オークションにかけられることは、今後もないと思われるので大変貴重なものになるんではないかと。実際にTV版「銀河鉄道999」に設定上登場する物は、ヘッドマークと炭水車のロゴマーク、デフの「GE999」のみなんです。貴重な品物を落札できたのは大変ラッキーでした。 この999号に実際に取り付けたものです。これはマグネットになっているんですが、この裏には松本先生の日付入りメーテルさんのサインが描かれています。落札価格は内緒にしておきます。現地で見ていた方は知っていますけどね・・・あとは額縁を専用で製作してもらわないと行けないですね。何と言っても家宝になりますので。(^^) 銀河超特急999号はまもなく出発します。お乗りの方は3番ホームへお急ぎ下さい。 惑星プロメシューム(千頭駅)での停車時間もあっという間に終わり、メガロポリス中央ステーション(新金谷駅)に帰る時間が迫ってきました。オークションで出品されていたテールマークは、行きは展望車に付けていたんですが、帰りは1号車の客車に取り付けて戻ります。 天気も回復してきて暑くなってきたので、Yummieさんとkyouさんの奥様にソフトクリームを買いに行って頂き、ホームでトロトロに溶けてきたソフトクリームを子供と食べて、自分の客車に戻りました。 14時58分、発車ベルが鳴り響き、999号は汽笛を鳴らして発車しました。行きは展望車が最後尾車だったんですが、今度は機関車の真後ろになりますが、行きは999クイズの回答で行く時間がありませんでしたので、子供と一緒に展望車の後ろへ行ってきました。そしたら、行きはトンネルに入っても窓が開いていても、そんなに被害が無かったんですが、今回はまともに機関車の真後ろなので、トンネルに入った瞬間に煙や水蒸気が一気に車内へ入ってきまして、石炭の燃えかすみたいなものも飛んできたので、子供の目に入ってはいけないと、とっさに顔に手をかざしたんですが、意外にも子供は真っ暗な環境で怖がらなかったのが幸いでしたね。怖がって泣き出したら大変なんで・・・ しかし、トンネルから出て明るくなったら、現状が明らかになりまして石炭の燃えかすで顔や服は黒い点々が付いて、こすって真っ黒な状態。慌てて席に戻ってタオルで拭くのもあまり変わらず、洗面台まで移動してタオルをぬらして顔を拭いたり、手や腕を拭いたりと、これまた貴重?な体験もできました。 そんでもって、帰りの展望車の乗客は記念写真を見たり、デジカメの写真を見たりとまったりムード。実は行きに乗客皆さんに一人ずつまたは家族ごとに記念写真を撮ってもらっているんですね。それと、客車ごとに千頭駅で999号をバックに記念写真も撮っていますので、帰りにはカメラ担当の方が一人ずつ、写真を渡しに回ってきまして、購入する写真もありましたが思い出に残る記念写真となりました。
とうとうお別れの日が来ました。「SAYONARA」 車内には、「さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅-」のエンディングに流れるメアリー・マッグレガーの「SAYONARA」が流れ、メーテルさんが乗客一人一人に手渡しで手紙を渡していきました。封筒には「鉄郎へ」と書いてあります。そうです。TV版最終回、惑星こうもりでメーテルが鉄郎に渡した手紙が再現されました。手紙には池田昌子さんの直筆(もちろんコピー)で書かれたTV版と同じ手紙。最後までこだわった内容で感激しました。 最後に車掌さんやスタッフの方から、「999記念乗車証」を頂きまして、終着駅メガロポリス中央ステーション(新金谷駅)に到着しました。寝ている子供を抱っこして車両から降りまして、最後に家族で撮っていなかった999号をバックにしての記念写真を撮りましてイベント終了です。 他にも記念写真を撮ったりとホームは別れを惜しむ乗客でいっぱいでしたが、機関士さんにタブレットが渡され、いよいよ最後のお別れです。汽笛を鳴らして999号が動き出し、最後尾の車両には車掌さんが敬礼をしながらホームをあとにしました。 乗客の皆さんは、新金谷駅で解散となり、お土産屋さんのプラザロコでは、オークションで落札した商品を列車から取り外したものが落札者に渡され、もちろん私たちやkyouさん、便乗してみんなで落札商品が展示してある部屋に入りまして、鑑賞しつつも、自分が落札した炭水車ロゴマークを受け取りました。改めて見ると大きいですね。さて、家に持ち帰ったらどう飾ろうか今後の課題です。 最後は打ち上げということではありませんが、駅前の喫茶店で休憩しつつ、Yummieさん、Eさん、kyouさんご一家と私ら家族でお茶して解散となりました。 今回のイベントの経緯はいろいろあったのをホームページ上で読んだりしましたが、結果的には大井川鉄道で999号を走らせて成功だったのかなぁと思ったりもしました。子供も大人も楽しんで、さほど疲れずにちょっと物足りないという感じが良いのかも知れません。過去のイベント列車で999号に乗車したことがあるのは、エターナルファンタジーの映画が公開された年に走った名鉄ミステリートレイン「銀河鉄道999号」しか乗ったことがありませんが、規模が違いますが、今回のイベントはなんとなくアットホームな感じがして、大きなトラブルや事故も無かったと思いますが、なんだかんだ、うちの子供も嫁さんも私も楽しかった「銀河超特急999号」でした。こういうイベントは、いろいろ裏方は大変な苦労をされているかと思いますが、全国で開催されて欲しいですね。 |
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備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1銀河鉄道株式会社 様式4.1 |
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