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C6242

流線型集煙装置を取り付けたC62
改造元車両 D52357
製作会社 汽車会社  製番2568


宮原にあって「つばめ」「はと」を牽引していた昭和30年頃、京都市内東山トンネルで排煙を拡散させないために、D52、D62に使用していた集煙装置を一部流線型して取り付け、試験を行ったが特急の高速では著しい効果は無かったようで一両のみに終わった。しかし、その姿はC62全歴史の中の最大の異様。東海道全線電化後、C622、C623などとともに北海道へ渡り、山線で急行「まりも」「大雪」「アカシア」の牽引に当たったが、「アカシア」廃止後、本州へ戻る。東海道時代の話題振りに比べ最後は人知れず消えた感がある。

  <経歴>
・落成     昭和23年11月12日

・移動
 昭和23年11月     宮原機関区
 昭和32年10月     小樽築港機関区
 昭和38年 4月28日 仙台機関区
 昭和39年 3月30日 総達137号により廃車
 

この写真は、当館の資料写真として提供されたものです。無断転載を禁止します。

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