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C6239

C6221から譲り受けた新製罐で再起
改造元車両 D52141
製作会社 汽車会社  製番2565


昭和42年2月仙台機関区(予備マーク取り付け)にて (写真資料提供/寺田牧夫さん)

 
履歴簿から汽車会社C62も初期落成車は自動給炭機が間に合わず、一時的にメーカー周辺に配置して待機させていたことがわかる。どういう事情からか、昭和31年〜34年の罐への一斉交換に漏れて、戦時製造のD52用罐を引きずっていたために昭和36年3月に罐亀裂を起こし、1年近く休車状態におかれていた頃、たまたまC6221が脱線事故で破損したため、その使用していた新製罐を譲り受けて再起できた機関車である。


梅小路蒸気機関車館Kioskで販売されていたC6239の写真

<経歴>
・落成 昭和23年10月6日
・使用開始 昭和23年10月
・移動
 昭和23年10月19日 岡山機関区
 昭和24年 4月 8日 汽車会社大阪工場入場
               ストーカー取り付けのため
 昭和24年 5月17日 尾久機関区
 昭和25年 7月31日 平機関区
 昭和33年10月 8日 尾久機関区
 昭和36年 3月12日 大宮工場入場
               第2缶銅亀裂のため
 昭和37年10月31日 水戸機関区
 昭和38年 6月 1日 平機関区
 昭和42年11月24日 関東支達168号により廃車
 

この写真は、当館の資料写真として提供されたものです。無断転載を禁止します。

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