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C6233

未然に亀裂が発見され長期休車
改造元車両 D5282
製作会社 川崎車両  製番3166

C62のボイラーは当初戦時中の粗悪な材質と不十分な工作で造られたD52のものを使用しており、それがまたD52からの改造として利用された主要な部分であった。幸い、C62では、D52で数回発生した不良ボイラーの爆発事故は発生しなかったが、この機関車では未然に亀裂が発見され長期休車になった記録がある。こうした事例をふまえて昭和31年から34年にかけて2両を除くすべてのC62は新ボイラーに交換された。




1967年8月山陽本線「地御前(廿日市−宮島口)」にて(写真資料提供/西村光さん)


大阪交通科学博物館に飾ってあった蒸気機関車のナンバープレート

<経歴>
・落成 昭和23年11月30日
・使用開始 昭和23年12月14日
・移動
 昭和23年11月30日  姫路第2機関区
 昭和25年 7月〜8月  宮原機関区
 昭和26年 7月 1日  浜松機関区
 昭和28年 7月30日  広島第2機関区
 昭和30年 7月23日  広島工場入場
                 ボイラー亀裂
 昭和31年 9月17日迄 広島第2機関区保管
                 ボイラー亀裂
 昭和42年 4月 1日  広島機関区
 昭和42年10月 1日  第2種休車
 昭和42年10月21日  中国支達2262号により廃車
 

この写真は、当館の資料写真として提供されたものです。無断転載を禁止します。

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