【戻る】


C6223

特急「ゆうずる」に優先的に使用
改造元車両 D5223
製作会社 川崎車両  製番3156


昭和42年8月常磐線久ノ浜付近にて (写真資料提供/寺田牧夫さん)

 
落成直後の下関配置は自動給炭機未装備のためメーカーからさほど遠くない所へ置いておきたかったという事情によるものと思われる。C6222と平まで移動を共にしているが、平時代にはC6248と共に最も好調な機関車とされ、昭和40年10月に新設された特急「ゆうずる」には優先的に使用された。常磐線全線電化後は呉線に移り、さらに走り続けた。なぜか他機に比べて煙突が短かった。


撮影地:1970年7月25日 天応駅(撮影者:山岸さん)

<経歴>
・落成 昭和23年8月31日  
・使用開始 昭和23年10月6日
・移動
 昭和23年10月 1日  下関機関区
 昭和24年 4月 2日  水戸機関区
 昭和24年12月15日  郡山工場乙修繕を経て
 昭和24年12月23日  白河機関区
 昭和29年 9月21日  尾久機関区
 昭和37年10月30日  水戸機関区
 昭和38年 6月 1日  平機関区
 昭和42年10月 6日  糸崎機関区
 昭和45年11月28日  廃車
 

この写真は、当館の資料写真として提供されたものです。無断転載を禁止します。

順路→


【戻る】