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C6218

やや下向きのツバメのシルエット
改造元車両 D52375
製作会社 日立製作所 製番1802


1967年8月呉線「小屋浦−坂」にて
(写真資料提供/西村光さん)
C6216、C6217と共に名古屋の下り「つばめ」牽引機として、米原電化まで上りを担当する宮原のC62たちと共にC62栄光の時代を展開した。昭和28年頃に宮原のC622に対抗して除煙板にステンレス製のツバメのシルエットを取り付けた。C622のツバメがやや上向き加減にしているのに対して、C6218の方はやや下向きに餌に向かって降下する姿勢を取っていた。梅小路へ移ってから後は一般的な姿となって山陽特急に働き、最後は呉線へ移ったがC6215、C6216、C6217よりは一足早く、世のSLブームを見ずに廃車となった。
  <経歴>
・落成     昭和24年 1月26日
・使用開始  昭和24年 2月10日
・移動
 昭和24年 2月 3日 下関機関区
 昭和25年 8月25日 名古屋機関区
 昭和30年 7月18日 梅小路機関区
 昭和33年 4月16日 (発送)下関機関区
 昭和39年10月 1日 広島運転所
 昭和40年 9月28日 糸崎機関区
 昭和43年 5月 2日 関西支達17号により廃車
 

この写真は、当館の資料写真として提供されたものです。無断転載を禁止します。

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