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第111話 惑星こうもり  1981年(昭和56年)03月12日放送 
脚本・藤川桂介  美術・田中資幸  作画監督・落合正宗  演出・川田武範
 
いよいよ終着駅の一つ手前となる惑星こうもりに到着した鉄郎は、マサイという少年と出会い、似顔絵を描いてもらう。ホテルに着いた鉄郎はうたた寝をしてしまい、何者かにパスと荷物を盗まれた。マサイの鉛筆が落ちていたことから、マサイを捜す鉄郎。マサイはアニメーションを作るために、自分の病弱な体を機械の体にしたかったのだ。しかし、夢が溢れる作品を作ろうというのに泥棒をした自分を恥じ、鉄郎にパスを返却。全てを見るべきだ、と考える鉄郎は終着駅へ向かう。

惑星こうもり

マカロニグラタン

惑星プロメシューム

 
キャスト
◇マサイ
  アニメーションを作り上げる夢のため、強い体をほしがっている少年。鉄郎に化けて999に乗り込もうとパスを盗む。
 
古谷 徹(ふるやとおる) 7月31日 神奈川 東京俳優生活協同組合(青二プロ)
「新竹取物語1000年女王」「機動戦士ガンダム」「巨人の星」他

◇少年
中野聖子(なかのせいこ) 8月2日 広島 青二プロ
「キャンディ・キャンディ」「アニー・ジェラルド」「1000年女王」他

◇少年の母 
小林由利(こばやしゆり)      
 
 
製作者スタッフ
オープニング
企画 横山賢二 小湊洋市
原作 松本零士
連載 週刊少年キング テレビマガジン たのしい幼稚園 おともだち 他
音楽 青木 望
 指揮 中谷勝昭 
 演奏 コロムビア シンフォニック・オーケストラ
主題歌  作詞 橋本 淳
       作曲 平尾昌晃
       編曲 青木 望
       歌 ささきいさお 
杉並児童合唱団(コロムビアレコード・朝日ソノラマ・ファンファニー)
チーフディレクター 西沢信孝
制作 フジテレビ 東映
 

エンディング

企画 別所孝治(フジテレビ) 横山賢二 小湊洋市
音楽 青木 望
チーフディレクター 西沢信孝
製作担当 佐伯雅久
脚本 藤川桂介
作画 金澤勝眞 北村卓士 安蒜俊江 池延幸子 鈴木智子 比護 恵
背景 田中資幸 阿久津文雄
仕上 松原明徳 安永陽子 田川融子
特殊効果 河内正行
編集 吉川泰広(タバック)
録音 池上信照(タバック)
選曲 宮下 滋
効果 松田昭彦
撮影 白井久男
製作進行 箕ノ口克己
記録 竹沢裕美子
現像 東映化学
チーフデザイナー 浦田又治
美術 田中資幸
作画監督 落合正宗
演出 川田武範
 

CMアイキャッチ

前半CM 666号 鉄郎
後半CM後 777号 メーテル
 
人には様々な生き方がある。それは生身の人間でも、機械の人間でも同じように思えてきた。ただ生身だから良い、機械だから良いというような、簡単なものでは無いと思うようになった。鉄郎は終着駅で何を見るのか、思わず身が引き締まるような気がした。そして、間もなく本当の決心をしなくてはならないのだと、何度もつぶやくのだった。
 

次週予告

希望に光る星の海を渡り、夢を秘めた空の闇を抜けて999号の汽笛が鳴る。 今、少年の日の旅が終る。鉄郎よ、君の人生の汽笛が鳴る。次回の銀河鉄道999は、「青春の幻影 さらば999(前編)」に停まります。
 

第112話 青春の幻影 さらば999(前編)

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