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第58話 足音村の足音   1979年(昭和54年)12月20日放送
脚本・吉田善昭  美術・泰 秀信  作画監督・津野二朗  演出・葛西 治
 
幽霊が出るという足音村に降りた鉄郎は、深夜、水滴の幽霊と出会った。やよいという名の幽霊は、水文字で鉄郎に付いてきて欲しい頼み、彼女の願いに従い、鉄郎は土の中から包みを掘り出した。だが、その時、鉄郎の危機を察したメーテルが鉄郎を制止。しかし、鉄郎は友達だからだと、やよいをかばい、やよいもまたありがとうと言い残し消えていった。土中の包みには彼女が生前描いたまんがの原稿が詰まっていた。

足音村

恐竜の星

なまけものの鏡

キャスト
◇やよい
  もう少しで世に出られそうだった漫画家の卵。ある時、出版社が彼女の原稿を買ってくれるということで、喜び勇んで出かけたが、買ってもらえなかった為、森の湖で身を投げて死んでしまった。(声の出演なし)

◇小母さん
  足音村の旅館の女将。

中西妙子(なかにしたえこ) 2月11日 広島 青二プロ
「キャンディ・キャンディ」「アニー・ジェラルド」「1000年女王」他
 
製作者スタッフ
オープニング
企画 別所孝治(フジテレビ) 横山賢二 小湊洋市
原作 松本零士
連載 週刊少年キング テレビマガジン たのしい幼稚園 おともだち 他
音楽 青木 望
 指揮 中谷勝昭 
 演奏 コロムビア シンフォニック・オーケストラ
主題歌  作詞 橋本 淳
       作曲 平尾昌晃
       編曲 青木 望
       歌 ささきいさお 
杉並児童合唱団(コロムビアレコード・朝日ソノラマ・ファンファニー)
チーフディレクター 西沢信孝
制作 フジテレビ 東映
 

エンディング

企画 別所孝治(フジテレビ) 横山賢二 小湊洋市
音楽 青木 望
チーフディレクター 西沢信孝
製作担当 佐伯雅久
脚本 吉田善昭
作画 中島忠二 青山 充 上杉遵史 服部一郎 板倉則子 松田節子
背景 市原勝義 佐々木真夫
仕上 遠藤祐子 石合美登里 坂本美智子
特殊効果 平尾千秋
編集 吉川泰広(タバック)
録音 池上信照(タバック)
選曲 宮下 滋
効果 松田昭彦
撮影 白井久男
製作進行 板倉則子
記録 竹沢裕美子
現像 東映化学
チーフデザイナー 浦田又治
美術 泰 秀信
総作画監修 湖川友謙
作画監督 津野二朗
演出 葛西 治
 

CMアイキャッチ

前半CM 222号 鉄郎
後半CM後 444号 メーテル
 
少女の魂は、今も足音村を彷徨っている。その足音は、希望を果たせないで死んでいった、少女の心のようにとても寂しい。耳を澄ませば、そういう足音が聞こえてくる場所が所々にある。この宇宙には、そんな寂しい魂が数限りなく彷徨っていると、メーテルは言う。
 

次週予告

働く苦しみから逃れる心。働く喜びを忘れた心。鉄郎よ、君の中にもそんななまけ心が醜く育っていないか?おぞましく膨らんではいないか?次回の銀河鉄道999は、「なまけものの鏡」に停まります。
 

第59話 なまけものの鏡

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