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第15話 水の国のベートーベン   1978年(昭和53年)12月21日放送

脚本・吉田善昭  美術・勝又 激  作画監督・田中 保  演出・新田義方

 
オンボロ機械の身体を恥じ、たった一人で私有星に暮らす黒騎士から、友達になるよう頼まれた鉄郎は、メーテルを襲った黒騎士を倒し、水滴星4D-3に到着。民宿に泊まった2人は、そこで大作曲家を夢見るベートーベンと言う青年にパスを狙われる。パスは自分の力で手にしなさい、とメーテルに言われたベートーベンは、自らの希望に向かって再びピアノを弾き始めるのだった。

水滴星4D-3

二重惑星・完全機械化

真理子の螢

 

キャスト

◇黒騎士
  昔は性能のいい機械の体だったが、星を手に入れるために売り払い、ブリキ人形のような姿になった。宇宙のさすらい者だったが寂しくなったため、大勢の友達と暮らしたくて星を買った。しかし、まもなく暗黒ガスに覆われてしまったため、パラダイスにする夢が破れてしまった。

八奈見乗児(やなみじょうじ) 8月30日 福岡 青二プロ
「キャプテン・ハーロック」「タイムボカンシリーズ」「巨人の星」他

◇ベートーベン
  文明の灯に憧れ、大都会で才能を認めてもらいたいと願う青年。

水島 裕(みずしまゆう) 1月18日 東京 青二プロ(浅井企画)
「宇宙戦艦ヤマト」「一休さん」「タイムボカンシリーズ タイムパトロール隊オタスケマン」他

◇ベートーベンの母
  ベートーベンの母親で、息子の才能を伸ばしてやりたいが、お金がないためにどうにも出来ないでいる。
 
鈴木れい子(すずきれいこ) 8月15日 東京 江崎プロダクション(アーツビジョン)
「はいからさんが通る」「花の子ルンルン」「おじゃまんが山田くん」他
 

製作者スタッフ

オープニング
企画 別所孝治(フジテレビ) 横山賢二 小湊洋市
原作 松本零士
連載 週刊少年キング テレビマガジン たのしい幼稚園 おともだち 他
音楽 青木 望
 指揮 中谷勝昭 
 演奏 コロムビア シンフォニック・オーケストラ
主題歌  作詞 橋本 淳
       作曲 平尾昌晃
       編曲 青木 望
       歌 ささきいさお 
杉並児童合唱団(コロムビアレコード・朝日ソノラマ・ファンファニー)
チーフディレクター 西沢信孝
制作 フジテレビ 東映
 
エンディング
企画 別所孝治(フジテレビ) 横山賢二 小湊洋市
音楽 青木 望
チーフディレクター 西沢信孝
製作担当 佐伯雅久
脚本 吉田善昭
作画 中村勝也 笹木寿子 佐藤 元 増井 泉 久保美八子 米田郷子
背景 スタジオコスモス 金子英俊
仕上 永江由利 佐藤美化 大庭みゆき
特殊効果 向井 稔
編集 千蔵 豊(タバック)
録音 池上信照(タバック)
選曲 宮下 滋
効果 松田昭彦
撮影 管谷信行
製作進行 関口孝治 庄司 清
記録 池田紀代子
現像 東映化学
美術設定 浦田又治
美術 勝又 激
総作画監修 湖川 滋
作画監督 田中 保
演出 新田義方
 

CMアイキャッチ

前半CM 111号 メーテル
後半CM後 888号 鉄郎
 
希望とは、人の心に宿る一番美しい光だ。たとえ、それが間違ったことを目指す希望の光でも、その光はとても美しいものである。
 

次週予告

蛍のように輝く人の住む星。人の美しさは、体の輝く具合で生まれながらにし て決まってしまうという。誰の目にも、フライヤの心の美しい輝きは見えない。 次回の銀河鉄道999は、「螢の街」に停まります。
 

第16話 螢の街

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