第8話 重力の底の墓場(後編) 1978年(昭和53年)11月2日放送 |
脚本・藤川桂介 美術・窪田忠雄 作画監督・落合正宗 演出・川田武範
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三重連でスピードを増した999は、突然、重力の場へ引きずり込まれた。2日前に行方不明になっていた、カペラ行きの333と衝突してしまった。333へ調査に向かったメーテル達が見たものは、骸骨と化した乗客の姿だった。そこでは、通常の10倍もの早さで時間が流れていたのである。メーテルと鉄郎はそこで、リューズという女と巡り会う。リューズは無理矢理に鉄郎を連れ去って、しかし、メーテルはそれを止めようともしなかった。 |
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鉄郎を小惑星の自宅に招いたリューズは、自分と一緒に暮らすことを条件に、機械の身体をあげよう、と鉄郎に持ちかけた。しかし、鉄郎は、機械の身体を引き替えに自由を失うことを拒否。かつて恋人の望みのままに自分自身を機械化し、時間を操る能力を得た。リューズは、鉄郎の言葉から昔を思い出し鉄郎をメーテルの元へ帰し、999号を重力はから解き放ってくれた。 |
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キャスト
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◇リューズ
北浜晴子(きたはまはるこ) |
7月1日 |
東京 |
青二プロ(大沢事務所) |
「新おばけのQ太郎」「ジャングル大帝 進めレオ!」「マジンガーZ」他 |
◇クロック男爵
自分の見栄のためにリューズの体を機械化した男。
徳丸 完(とくまるかん) |
5月26日 |
静岡 |
オフィス央(アーツビジョン) |
「サイボーグ009」「サザエさん」「ルパン三世」他 |
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製作者スタッフ
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オープニング |
企画 |
別所孝治(フジテレビ) 横山賢二 小湊洋市 |
原作 |
松本零士 |
連載 |
週刊少年キング テレビマガジン たのしい幼稚園 おともだち 他 |
音楽 |
青木 望 |
指揮 |
中谷 勝昭 |
演奏 |
コロムビア シンフォニック・オーケストラ |
主題歌 作詞 |
橋本 淳 |
作曲 |
平尾昌晃 |
編曲 |
青木 望 |
歌 |
ささきいさお
杉並児童合唱団(コロムビアレコード・朝日ソノラマ・ファンファニー) |
チーフディレクター |
西沢信孝 |
制作 |
フジテレビ 東映 |
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エンディング |
企画 |
別所孝治(フジテレビ) 横山賢二 小湊洋市 |
音楽 |
青木 望 |
チーフディレクター |
西沢信孝 |
製作担当 |
佐伯雅久 |
脚本 |
藤川桂介 |
作画 |
落合正宗 新井 豊 鎌田君枝 山田 徹 大野恵子 斉藤久美子 |
背景 |
山川 晃 中村 靖 |
仕上 |
松原明徳 安永陽子 高橋達雄 |
特殊効果 |
堰合 昇 |
編集 |
千蔵 豊(タバック) |
録音 |
池上信照(タバック) |
選曲 |
宮下 滋 |
効果 |
松田昭彦 |
撮影 |
寺尾美千代 |
製作進行 |
伊東政雄 |
記録 |
池田紀代子 |
現像 |
東映化学 |
美術設定 |
浦田又治 |
美術 |
窪田忠雄 |
総作画監修 |
湖川 滋 |
作画監督 |
落合正宗 |
演出 |
川田武範 |
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CMアイキャッチ |
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前半CM前 222号 鉄郎 |
後半CM後 444号 メーテル |
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重力の底の星は、重力のために大きくなれないのだと言う。ブラックホールと呼ばれる暗黒の点の中には、時として孤独な人の住む星があるという。思い出や悲しみ、後悔と一緒に小さな塊となって、ひっそりと暗黒の中に身を隠している、そんな星だという・・・ |
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次週予告
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そこは、銀河鉄道の分岐点。そこには、人の出会いと別れがある。そこには、人の喜びと悲しみがある。そこは人生の分岐点。次回の銀河鉄道999は、「
トレーダー分岐点(前編)」に停まります。 |
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第9話 トレーダー分岐点(前編)
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