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銀河鉄道株式会社 地球本社

メガロポリス総合研究所

Megaropolice Research InstituteCo.,Ltd.

青が散るさん管理人の「メガロポリス総合研究所」が閉鎖に伴い、当社がレポートを引き継ぐことになりました。青が散るさんがまとめた貴重なレポートを保管しています。



017 全ては計画-5

−計画立案者と実行者−

 
 反機械化派の計画立案者、真の反機械化派リーダーとは?
 計画には、計画を立案し実行することが必要である(正確には進行状況の確認も必要)。この一連の反機械化派の計画の立案者は、ドクター・バンと今までは言われてきた。しかし、反機械化派の計画立案者、真の反機械化派リーダーとは、実はドクター・バンではなかったのである。ドクター・バンは計画の第一番目の実行者であって、立案者ではなかったのだ。
 では、立案者は誰だったのか。
1999年、松本零士は1000年女王の正体をプロメシュームと明かし、次のように語った。
『1000年女王』というのはメーテルとエメラルダスという双子の姉妹の母親の話ですから、その母親がなぜあれほどむごくアンドロイド化したかという母親の苦闘の物語があるわけです。これをつながなきゃいけない。娘ふたりに「自分を殺せ」と言って宇宙に送り出した母親の心境を描かないと、ハーロックや他の者と連動した物語につながってこないわけです」。
(ネット版『BART3230』1999年3月、集英社、http://www.bart-magazine.com/magazine/interview/8.html)
 「娘ふたりに『自分を殺せ』と言って宇宙に送り出した」ということが、実は反機械化派の計画に結びつくのである。
 なぜなら、松本零士はさらに次のように語っているからである。
その星を破壊するために同士を送り込むわけですよ、彼らは覚悟の上で、要するに部品と化して星を構成するために、自分はあえて1本のネジになるという、その代わり、時が来たらこの意志を持ったネジは破壊されて抜けるんです。メーテルはそのために覚悟を決めた青年達を、歯をくいしばって星へ送り込む役をしてたんです。それは自分の母親の星なんですよね。機械人間になる前の、正常な人間だった偉大な母親ね。ラー・アンドロメダ・プロメシューム、これはハッキリ言うと1000年女王です。その母親の伝言があって、薄れゆく記憶の中で、娘である双子二人を宇宙に送り出す時に、私を倒せと。そして有機生命体、生きとし生けるものを守る役目を、二人で分担して果たしなさいと言って、必死の思いで送り出してから、このお母さんは意識としては死んで、恐ろしいアンドロイドに変わっていく。だからメーテルはその星を母親の言いつけ通り破壊しに行ったわけです」。
(『フィギュア王 22』1999年6月、ワールドフォトプレス)
 だから、「その母親の伝言があって」でわかるように、同志を惑星メーテルに送り込む反機械化派の計画はリーダーであるドクター・バンのものではなく、実はプロメシューム自信の計画だったのである。
  全ては、プロメシュームの自分自信の暴走を止めるための計画だった。
 つまり、全ては「生身の体のプロメシューム」による「機械化人間のプロメシューム」を倒すための計画だったのである。生身の体のプロメシュームは、自分の体が、そして思考が機械化していく過程でメーテルやエメラルダス、または信用できる側近だけに計画をうち明けたと推測できる。
 また、ファウストが女王プロメシュームに仕えるスパイ的役目に就くことは、死に等しいくらいリスクが大きく、だからこそ星野加奈江は鉄郎に父ファウストのことを機械化人と戦って死んだと伝えたのではないだろうか。
つまり、ファウストもプロメシュームの計画だったと考えられる。
 敵は機械化された自分自身と思って計画を立案した機械化前のプロメシュームであった。しかし、生身のプロメシュームが想像していた以上に敵は強大だったのである。
 自分を機械化ならしめた、ハードギア(OVA版『メーテルレジェンド』に登場)のバックには松本世界最大級、生きとし生けるもの全ての敵が控えていたのである。
 そして、その敵に向かう物語は銀河鉄道999エターナル編として原作、劇場版共に始まったばかりである。
 

MRI

 

018 続編の真意

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