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銀河鉄道 研修センター

【第5教室】

Nゲージ999号初心者講座

マイクロエース製Nゲージ999号について、講師を招いてのNゲージ初心者講座です。



マイクロエースNゲージ999号発売記念初心者講座
マイクロエースのNゲージ999号を発売記念と言うことで、「Nゲージとはなんぞや?」と言うことで、講師をお招きしまして初心者講座を開講いたします。

今回の初心者講座の講師を務めて下さるのは、当社のメガロポリス中央ステーションコンコースにあるギャラリーで「ペン書きの銀河鉄道999の世界」のイラストを描いて下さっている原田さんにお願いをしました。ここで、原田講師のご挨拶です。それでは、原田さんお願いします。
 
相づちの一つでも打って頂ければ幸いです

皆様こん○○は ステーションギャラリーでお世話になっております原田です。

この度めでたく999号のNゲージモデルが発売になる・・・とのことで、車掌さんより

「Nゲージネタで何か書いてくれないですかねぇ、ハイ」


と執筆依頼されまして・・・・ 当方“鉄道趣味人”にしてNゲージも囓っておりますので、

「じゃあちょっとやってみようかな」

 
と引き受けたは良いものの、何から書き出して良いのか分からない(^^ゞ
知識はあることはあるのですが、どうも文章にするのは苦手でして・・・
それに鉄道模型といっても人それぞれに【愉しみ方】も色々ありまして主なものを挙げますと、
●所有するだけで満足する人
 俗に言うコレクターな方です。買ってきても封一つ開けず、仮に開けたとしても、中身の車輛等には絶対さわらないという方でして、勿論、付属のシールも取説もそのまま取っておくタイプです。(自分が)さわると価値が落ちるという観点からの行動ですが「Nゲージを楽しむ」という点ではあまり好ましいとは思えません。また、ここまでは行かないものの、棚に並べて「見て楽しむだけ」という方も居ます。

●改造に走る人
 買ったままの商品では満足せず、ここはこの色だから塗ろうだとか、**線仕様はこのパーツが付いてるから模型にも付けよう・・・と云った具合で、実物に拘り、それを模型に追求する方です。銀河模型というメーカー(銀鉄とは関係ないです)が色々と発売しているNゲージ細密化パーツもこの人々の為にあるようなもので、実車に拘る姿勢・熱意は素晴らしいものですが、車輛を改造の為に“分解する”というリスクが伴いますので、初心者の方にはあまりお勧め出来ません。が、最終的にここまで拘る様になれればNゲージをマスターしたといっても過言ではないでしょう。

●走行第一な人
 見ての通り、走らせて楽しむ方です。ただ走らせるだけでなく、ポイントを使って列車の入れ替え作業をやってみたり、複線にして列車のすれ違いを再現してみたり、駅を作って列車を停車・発車させてみたり、と変化を持たせ運転を楽しむわけで逆にいうと、楕円形のレールでぐるぐる走らせているのに満足出来ない方です。市販のNゲージ入門セットのレール配置は大抵カーブ一周分とわずかな直線で組む“小判”型で、走ることは出来ますが、ただそれだけです。この小判型で終始してしまうといずれ飽きてしまいますので、早い段階で駅とポイントを買って運転に変化を持たせることが長続きの秘訣です。

と、ざっと挙げただけで3タイプあります。勿論“趣味”なわけですから楽しみ方は人それぞれですので、当方が自分の考えだけでどうのこうの云えるものでもないのですが、それを言ってしまうと今回の企画自体に疑問符が付いてしまいますので、あくまで《参考までに》という形で役立てて頂きたく思います。

皆様によりNゲージというミニチュアの世界を愉しんで頂ける様に、頑張って文章ヒネクリ出して行きたいと思いますので、スクロールバーで一気に“飛ばさず”にお読み頂き、相づちの一つでも打って頂ければ幸いです。

2000.10.28 原田 宏


#こんな感じです 前書きから長いですねぇ(長すぎる!)by原田

 

銀河鉄道広報局「ギャラクシーれーるうぇい」第35号 2000年10月28日掲載



第1回 マイクロエースNゲージ999号