京都市にある「西陣織国際美術館」にて、2023年02月13日に急性心不全で逝去した松本零士先生への感謝として企画されたイベント「追悼 西陣美術織 松本零士さん ありがとう展」を見学してきました。
新型コロナウイルスの制限が解除された3年ぶりくらいのゴールデンウイークだったこともあり、京都市内は観光者でいっぱいでしたが、京都観光もかねて出かけてきました。
入場料は大人300円を支払い(小人は無料)。入口入ると、大きな掛け軸の展示。「銀河鉄道を途中下車・・・ひそやかに京の休日」と書かれたメーテルさんが日傘をもって堪能しているシーンを描いた「メーテル古都の休日」の西陣織。
私らだけだから、館長さんから丁寧に説明していただき、西陣織のメーテルさんは、松本先生のオリジナル作品。銀河超特急999号が京都に停車して京の町を散策しているシーンだそうです。
色の三原色で糸を織り込んでいるのは理解できますが、メーテルさんの黄色の髪を拡大鏡で見てみると、三原色の糸の交差といいますか、いろいろな糸の色の集合体とわかります。細かい部分まで織り込まれて、京の休日を楽しんでいるメーテルさんが描かれている西陣織でした。
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