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車掌室

車掌の乗務日誌 番外編

お盆の帰省を利用して、松本先生の両親が住んでいた故郷・愛媛県大洲市新谷地区を観光してきました。

 

銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000
乗 務 日 誌 

2016年08月12日(金)   天候:晴

区長

 

主任

 

 お盆の帰省を利用して、松本先生の両親が住んでいた故郷・愛媛県大洲市新谷地区を観光してきました。この日は快晴に近い晴れでしたが、気温は35度を超える酷暑でした。


とりあえず新谷公民館へ
 ここ最近は毎年、松本先生が来られてイベントが行われる大洲市新谷地区なんですが、大洲市内は2004年に開催された「えひめ町並博2004プレイベント 特別展・少年・松本零士展」以来になりますが、新谷地区は初めて訪れる場所です。
 今回の目的は、今年10月に「えひめいやしの南予博2016 零士ワールドin大洲」というイベントが開催されるのですが、当日はイベントには来られないので、せっかくお盆の帰省で2時間圏内に来ているので、ちょっと足を伸ばして、会場の一つとなっている新谷公民館へ来てみました。ここへ行けばイベント詳細情報やチラシがあるかもしれないと思ったのでした。なかなか、情報収集だけのために愛知から8時間かけて来れないですからね。

 カーナビで検索して到着すると、公民館の玄関前にはどこかで見たことがある駅名看板。実物を見るのは初めてですが、松本先生のふるさとである新谷を「銀河鉄道999」始発駅とということで、駅名看板を制作したというネットニュースを見たことがありました。新谷公民館に設置していたんですね。
 公民館前には駅名看板のほかに、記念撮影用にメーテルさんと鉄郎くんの看板もありました。公民館に入ってみると、松本先生のサイン色紙と新谷小学校の壁画にもなった版画が掲示されておりました。この日はお盆休みとはいえ平日ですので、中には職員がいましたので、イベントのことについて聞いてみたところ、まだチラシも作成中ということで情報収集できませんでしたが、今後の「銀河鉄道999」を使った町おこしについてお話を伺うことができました。

 今後の計画では、新谷地区のメイン通りに「999通り」「メーテル通り」「鉄郎通り」と通りに名前を付けて、街路灯にフラッグを付けてたり、999に登場するキャラクターのブロンズ像を建立していきたい。また、公民館前にある新谷地区の案内図を更新していきたいと。毎年、少しずつ予算をやりくりして実行していきたいということでした。
 今回、愛知から来ているということで、こちらが恐縮してしまうくらい親切で、予備のフラッグも出していただいて写真撮影をさせてもらいました。また、玄関ホールに松本先生のイラストを描いたベンチもあったりしました。
 職員の方々に松本先生に関係する所を聞いたら、大洲市立新谷小学校の校門前にある「メーテルさん」のブロンズ像を最近建立したと聞いたので、新谷小学校に向かったのでした。


大洲市立新谷小学校へ
 新谷公民館の職員の方からの紹介で、新谷小学校へ。校門前には、メーテルさんが立っておりました。校門前には、新谷小学校についての説明と松本先生からのメッセージが描かれた看板がありました。

 夏休みでお盆ど真ん中ということで、学校は開いていないと思っていたのですが、校舎の窓が開いていたので、どなたか出校しているということでダメ元で学校に電話してみたところ、先生がお見えになっていたので壁画のことについて依頼をしてみたら、見学許可が下りたので、指示通りの場所へ車を駐車して学校敷地内に入りました。
 先生二人に出迎えられて、壁画のある玄関ホールへ。ネットでは壁画しか映っていなかったので、具体的にどこにあるのかよく分かっていなかったのですが、児童の下駄箱が壁画の目の前にあるんですね。
 校舎は木造校舎で木の香りが漂うなか、「銀河鉄道999」の壁画ある小学校は羨ましい限りです。
 壁画を見ながら記念撮影なんかもしたり、そろそろ帰ろうとしたところ、もう一人の先生が近寄ってきまして、教室の室名札にも999のイラストがあると紹介してくれました。
 その紹介してくれた先生が、なんと校長先生で、話の流れで校長室に招待され、お茶まで出してくれるという待遇に、こちらもかなり恐縮しながら、校長室にある松本先生のサイン色紙や版画を拝見して、新谷小学校のことや松本先生の描いた壁画について、貴重なお話を聞けることができました。
 校長室を後にすると、ほかの先生がほかの教室を案内していただいて、1階はもちろん2階まで案内していただきました。全ての教室の室名札には、999関係やヤマト関係のイラストが描かれており、教室の名前も宇宙に関する名前が付けてあったりしました。

 各教室を見学させていただいた後、図書室がヒノキの香りがするという話になって、図書室にも案内させていただき、夏休みの宿題をしていたと思われる児童の方もいましたので、お邪魔になると思いまして学校を後にしました。
 この場をお借りして、8月12日(金)に出校していました新谷小学校校長先生はじめ、案内をしていただいた二人の先生に感謝いたします。ありがとうございました。

「銀河鉄道999通り」
 
新谷小学校を出まして、新谷公民館職員に紹介された「999通り」「鉄郎通り」「メーテル通り」の街路灯に飾っているフラッグの写真を撮影するために移動しました。
 偶然ですが、車を停めた場所に新谷公民館の掲示板がありまして、そこには「銀河鉄道999通り」と書いてある石碑があり、掲示板には、10月の「零士ワールドin大洲」のポスターが貼ってあり、さらに松本先生のふるさとである新谷地区についての説明が書いてある掲示物もありました。

 フラッグを撮影するために車を停めないといけないんですが、狭い通りのため対向車が来てしまうと、すれ違いが難しいため撮影する場所も限られましたが、とりあえず3種類の撮影はできました。でも、フラッグは裏表違うデザインなんですよね。裏側の撮影は逆光でなかなかきれいに撮影ができませんでした。

「松本零士ふるさと」
 新谷公民館の前にある新谷地区の観光案内図なんですが、気になった部分がありまして、「松本零士ふるさと」と描かれたエリアがあるようです。
 再度、公民館の駐車場に戻りまして、「松本零士ふるさと」と描かれたエリアをスマホで調べていると、公民館から、一般の方だと思うのですが私らに近寄ってきました。ここら辺では見かけない車のナンバーですので道に迷っていると思ったということでした。
 「松本零士ふるさと」のエリアに何があるのか調べていたと話したら、松本先生が子供のころに住んでいたエリアという説明をしていただきまして、道順を教えてくれましたので、また新谷小学校付近まで戻りまして、「999通り」のフラッグがある街路灯のT字路で下新谷方面に曲がって進みましたが、ナビがうまく案内してくれなかったので、途中で止まって再確認していたところで、先ほど道順を教えてくれた方が追っかけてきてくれて、車で誘導までしてくれました。大洲の方々は親切な人ばかりです、はい。

 車で誘導された私らは、瑞安寺前まで案内されました。ここから見る山は、松本先生の漫画にも登場すると聞きまして、私は知らなかったのですが、「昆虫国漂流記」に出てくる山がこの写真に写っている稲荷山だそうです。さきほど見てきた新谷小学校の壁画にも描かれていました。
 この場所で子どものころ、遊んでいたりした風景だそうですが、今は川の堤防が出来たり、松山自動車道も走っていたりするので、壁画にも描かれていた予讃線は見えなくなっていました。でも、山の形は漫画に登場する山とほぼ同じですね。

 誘導してくれた方と最後に自己紹介をして名刺を頂いたら、この地区の自治会長だったことと、新谷一万石町おこしの会の副会長だったのでした。
 掲示板で掲示してあった新谷地区の説明が書いてあった資料もいただいて、ほんと、感謝しています。

 このあとは、道路沿いに看板があると教えてくれたので、「銀河鉄道999始発駅 新谷」の看板を見て新谷地区を離れました。初対面なのにも関わらず、松本先生に関する話やイベントについて、いろいろ教えていただいた新谷地区の方の親切を体験できた観光でした。

 実はこのあと大洲市役所にも行きまして、零士ワールドのイベントについてチラシがあるか聞いてみたのですが、まだ作成中とのことでした。

情報元
備考
銀河鉄道株式会社 様式4.1

 



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