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車掌室

車掌の乗務日誌 番外編

茨城県筑西市にある「しもだて美術館」で「松本零士展-夢の彼方へ-」が開催され、関連イベントで真岡鐡道999号走行と関東鉄道常総線でラッピング列車999号が走りましたので見学してきました。

 

銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000
乗 務 日 誌 

2016年05月22日(日)   天候:晴

区長

 

主任

 

 茨城県筑西市にある「しもだて美術館」で「松本零士展-夢の彼方へ-」が開催され、関連イベントで真岡鐡道999号走行と関東鉄道常総線でラッピング列車999号が走りましたので見学してきました。


下館駅に到着
 この日は、松本先生が美術館に来場するわけではなく、真岡鐡道999号が走る4日間のうち2日目。松本先生が来る当日が理想だったのですが・・・。さて、土曜日に愛知から車で走ってきまして、夕方に下館駅に到着。前もってSL整理券を購入して前泊しました。
 日曜日の朝、天気も良く9時ごろ下館駅に来まして、真岡鐡道999号がホームに入線するのを待っていました。この間に駅の周辺を見学していたら、反対側のホームに「999」と書いた電車が入線してきました。


想定外の関東鉄道999号
 反対側のホームは、真岡鐡道やJRのホームではなく、関東鉄道のホームでした。関東鉄道については何も事前情報を調べていなかったので、こちらでも999号が走るというのは全く想定外。走る時間も調べていなかったので、10時35分発真岡鐡道999号の時間はまだ余裕があったので、関東鉄道の改札口で情報収集しました。

 この関東鉄道999号は、10時過ぎには発車してしまうということで、下館駅に戻ってくるのは13時過ぎで、13時14分に出発ということでしたので、今日のスケジュールの再確認です。
 真岡鐡道999号が10時35分下館駅発、11時10分くらいに真岡駅に到着。昼食して12時26分真岡駅発、12時50分ごろに下館駅到着できるので、関東鉄道999号の13時14分に間に合う。ということで、急きょ予定変更して真岡鐡道999号と関東鉄道999号の二本立てとなりました。


真岡鐡道999号の乗車
 下館駅の留置線に蒸気機関車がディーゼル機関車にけん引されて入線してきました。なんか、TV版第13話「化石の戦士(後編)」の救援列車として666号が999号をけん引しているシーンと重なりますね。

 この真岡鐡道999号が発車する前に普通があるので、まずは留置線に入って、駅ホームに入換するみたいです。
 青い999号のヘッドマークは、JRでのミステリートレインでも採用された色ですね。蒸気機関車が999号になって走るのは、私が把握している限りでは、2009年9月9日に大井川鉄道で走った以来かと思っていますが違っていたらごめんなさい。
 C62とは大きさが違いますが本物の蒸気機関車ですので、汽笛も蒸気も迫力あります。999号のヘッドマークをバックに記念撮影ラッシュが始まりまして、私らも子供と一緒に写真撮影。落ち着いたところで乗車開始です。

 この日は999号のヘッドマークを掲示して走るだけで、松本先生が乗車するとかの特別イベントが無いため、満席ではありましたが大混雑というわけでは無かったので、ゆったりと座って行けました。車内広告も「しもだて美術館 松本零士展」が掲載されていました。


真岡駅到着
 40分の乗車でしたが真岡駅に到着。私たち以外にも、この駅で下車するお客さんがいっぱいいました。でも、ホームから改札口へ移動する方は少なく、真岡鐡道999号が発車するのを待っていました。
 汽笛が鳴らされ、煙突の煙も最大限に出して出発です。ホーム周辺は煙でいっぱいでしたが、迫力ある出発でした。

 あとで気づいたのですが、真岡駅が蒸気機関車の造りだったんですね。ホームから見たときは丸い窓が見えていたんですが、駅の外へ出て初めて気づいたのでした。
 真岡駅の2階へ行くと、子供が楽しめそうな「プラレール」や「電車でGO!」で遊べる施設がありまして、そこで少し遊んで、駅構内で昼食。下館駅へと戻りました。

関東鉄道常総線999号乗車
 事前情報なしだった関東鉄道の999号は、まったくの偶然で下館駅で見たので、あの時間で下館駅に来なかったら、この999号には乗車せずに帰宅して後日、この情報を知ってがっくりというところでした。ほんと、運がよかったです。

 こちらは赤のヘッドマーク。TV版仕様ですね。炭水車の999号のマークも車体横に張り付けていて、よく見たら「Galaxy Railway CO LTD.」って書いてあるし、「C6250」って書いてあるところが「キハ5000」って書いてるし、なかなか好きな演出です。
 車内は「松本零士展」のコラボということで、すべての車内広告が「松本零士展」でした。こちらも特別イベントがあるわけではないので、みなさん普通に利用しているお客さんばかりで、私ら観光の人は少なかったです。下妻駅までとりあえず乗車して、下館駅へ戻ってきました。


しもだて美術館「松本零士展-夢の彼方へ-」
 下館駅で、真岡鐡道と関東鉄道の999号に乗車して、次の目的地、しもだて美術館へ移動しました。下館駅からは車で5分もかからず。地下駐車場へ車を止めて会場へ。

 実は下館市の広報誌がフリーラックにありまして、表紙が「松本零士展」のポスターと同じでしたので保護してから、展示会場へ入場。
 いろいろ展示物が増えていましたが、解説文が「哲郎」だったり、セル画では、999コーナーに雨森始くんがいたりしていましたが、誰かが次回の会場で気づいてくれるでしょう。セル画の説明も劇場版とテレビ版の説明が違っていたりもしていますが、これは気づかない人は気づかないし、気づく人は気づくレベルです。
 もちろん、会場内は写真撮影NGのため撮影はしていませんが、会場出口付近は記念撮影コーナーとイラストに色塗りするコーナーがありまして、子供たちが色塗りして展示コーナーに張っておりました。

 ということで、今回は「松本零士展」の見学、真岡鐡道999号の乗車が目的で愛知から茨城まで6時間かけて遠征したわけですが、現地で偶然、関東鉄道999号にも乗車出来て楽しかったです。

補足
 実は、「松本零士展」最終日にも茨城に遠征して、関東鉄道999号の動画撮影も計画していたのですが、関東鉄道999号にはお会いすることはできませんでした。チラシで土日の運行時間も書いてあったので、撮影で下館駅で待機していたのですが、普通の列車が走ってきました。あとで駅に確認すると、どうも前日、踏切事故に遭ったようで修理しているらしいという情報でした。ほんと、5月22日に偶然見たのが最初で最後でした。

情報元
備考
銀河鉄道株式会社 様式4.1

 



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