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車掌室

車掌の乗務日誌 番外編

最新科学技術を導入して松本先生の世界を実現しようという、「第12回銀河鉄道999現実化プロジェクト」の初回参加者向けの概論説明とアイデアソンに参加してきました。

 

銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000
乗 務 日 誌 

2015年11月26日(木)   天候:晴

区長

 

主任

 

 最新科学技術を導入して松本先生の世界を実現しようという「銀河鉄道999現実化プロジェクト」の第2期がスタートしたということで、前々から興味がありましたので、11月26日に 東京・秋葉原UDXにて開催された「第12回銀河鉄道999現実化プロジェクト」の初回参加者向けの概論説明とアイデアソンに参加してきました。

 新幹線で上京しまして、秋葉原UDX内にある会議室へ。受付で名刺を渡しまして、自由席だったため最後列で一番モニターが見やすい位置に座りました。参加された方々を見ると、999ファンという立場はいたのかなぁ、あくまでもオフ会とは違うので、こういう機会を利用して自分の会社に繋げようという感じで、全く鉄道に関係なさそうな会社の方々、出版社が大半で、私が思っていた鉄道会社の方々、鉄道ファンや私みたいな999ファン(鉄道会社の方々にも入るけど)という参加者は少ないように感じました。

 初回参加者向けということで、「プロジェクト概要説明」と「これまでのプロジェクト進捗、顛末報告」が30分ほどありまして、「新たなテーマの発表、アイデアソン、勉強会」及び「プロジェクトユニット希望者プレゼンテーション」の進行で進みました。
 これまで空想商品開発研究所「銀河鉄道999現実化プロジェクト」にていろいろな分野の職業の方々から、こんなアイデアを現実化してほしい、こんな技術を活用できる、こうした実装場所機会を提供できる、こんな研究を行っているなどのプレゼンテーションをして、その中から応募のあった企画が999号のラッピング車両を西武鉄道にて走行させるプロジェクトをクラウドファンディングによる資金調達などを行い、2015年7月7日に松本先生や宇宙、ロボット、ICTの研究者などの銀河鉄道999学会発表や記者会見などを展開、本ユニット実現の予算2999万円をクラウドファンディングで募集したが結果は5,650,800円(9月29日締切)で、成立しなかったためクラウドファンディング以外での実施計画となったと報告がありました。
 第2弾以降のプロジェクトユニットを再度募集し、これまで提案のあった企画や11月に開催された鉄道技術展参加者からの応募など、いろいろな提案や資金調達、タイアップなどを継続、実現していくそうです。

 アイデアソンでは、第1期のテーマの1つとなる「銀河鉄道999」が走る沿線の街づくりについて、沿線の公園にカタパルトレールを建設してみてはどうかや、プロジェクターやタブレットなどを使った映像など多くの提案がなされました。また、テレビ会議(ちょっと不安定でしたが)で初参加した鳥取県にある若桜鉄道社長さんも参加、若桜鉄道で運行しているSLの活用や駅舎、展示車両を使用した「銀河鉄道999」の世界観の実現も協力できると提案されました。これに対して参加者からは、展示車両を活用した実証実験やイベントなどの意見、東京から若桜鉄道まで、バス会社の「銀河鉄道株式会社」のバスを活用したツアーバスを仕立ててのイベントなどのアイデアが出されました。

 第一弾で提案された西武鉄道で走らせようとした車両の説明もありまして、1号車は「機関車」となり、ラッピングで機関車を再現、車内は、機関車さん内部をイメージしたデザインでした。今までの他社も含めて999号が走っていましたが、乗車すると普通の車両のため楽しくなかったのですが、このアイデアは外装、内装共に999の世界観を出していますね。

 2号車と4号車は、一般の客車で、車内は、999号の客車内部のイメージで、シートを緑にして、床や壁は茶色にしているようです。3号車は戦闘車で、外装はグレー系の色でブラックホール砲もラッピングで表現するという感じでした。車内はTV版や原作では登場していないので、想像のイメージとなっていました。
 5号車は、ITや通信関係をテーマにした客車にしたかったようで、原作やTV版には登場しない設定です。6号車も設定にないテーマでリラックスをテーマにした客車にしたかったようです。7号車は食堂車のイメージですが、本物の食堂車にするわけではなく、あくまでも食に関するテーマにした客車で、8号車は1号車と同じ機関車となるようです。つまり、機関車が前後あるという、ちょっと変わったラッピングになりますが、電車になりますので、終点に到着すれば、そのまま後ろに走っていきますので、前後を機関車にしておかないと、最後尾の客車がバックして走るという感じになるからでしょうね。

 最後に「松本先生のサイン入り愛称板」の企画説明がありました。この方は鉄道ファンでもあり、999も当時見ていたという方で、第一弾からこのプロジェクトに参加していたようです。この方とは隣に座っていたのですが、最後に名刺交換して、当社のホームページを見たことがあるということで、今後も連絡取りあいましょうということで、この日は別れました。

 ということで、999ファンと鉄道技術者という立場で参加させていただきましたが、999ファンのオフ会とは違うので、「銀河鉄道999」を知っている人もいれば、読んだことや見たことがない人もいたり、プロジェクトが面白そうだからということで参加されている人もいたりして、本当に「銀河鉄道999」の世界観が実現できるのかどうか疑問が残る感じでした。
 個人的には、どんな感じか興味がありましたので参加したかったのですが、さすがに平日に東京で主催されるので、主催されるたびに上京するのは難しかったので参加できませんでした。今後、このプロジェクトが実現に向けて進んでいるのかどうか興味をもって見ていきたいです。

情報元

備考
銀河鉄道株式会社 様式4.1

 



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