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車掌室

車掌の乗務日誌 番外編

奈良公園春日野園地にて9月20日(日)シルバーウイーク初日、奈良国際映画祭プレイベント星空上映会が開催され、初日は劇場版「銀河鉄道999」の上映、松本先生のトークショーがあるので見学してきました。


銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000
乗 務 日 誌 

2015年9月20日(日)   天候:晴

区長

 

主任

 

 奈良公園春日野園地にて9月20日(日)シルバーウイーク初日、来年開かれる「なら国際映画祭2016」のプレイベントとして、星空上映会が開催され、初日は劇場版「銀河鉄道999」の上映、松本先生のトークショーがあるので見学してきました。

 シルバーウイーク連休初日ということで、駐車場が満車になるといけないので、上映会は夕方からですが9時ごろ到着予定で自宅を出発、高速道路の渋滞もそれほど巻き込まれずに順調に予定通り奈良公園に到着。しかし、駐車場は混み始めており、奈良県庁の駐車場に駐車しましたが、私たちが駐車場から出てきたときには、入口は満車の表示でした。インターネットで調べて午前中で満車になるとは書いてあったけど、9時台で満車はびっくりです。
 午前中の到着のため、まずは奈良公園見学ということで、世界遺産の東大寺の奈良の大仏さんを見ないと始まりません。
 東大寺に向かおうとしたら、岡山のEさん一家からの電話連絡で、岡山を出発したという電話でした。でも、すでに奈良県庁の駐車場は満車。近くの駐車場も混雑している感じなので、無事、奈良公園近辺で駐車できることを祈るばかりです。
 天気も良く暑いくらいでしたが、東大寺参道まで到着。さっそく、鹿さん親子がお出迎え。鹿せんべいを持っていないので近寄ってこない。こちらから近づいて行きましたが逃げられました・・・

 東大寺境内に入りまして、改めて奈良の大仏さんの大きさに感動です。世界遺産になってからは初めての拝観です。外国人が多かったですね。

 世界遺産の見学も終わり、昼食を済ませて会場となる春日野園地へ向かいました。芝生広場ということで、半分、ピクニック気分で簡易テントを広げて、ベンチも持参してベース基地を設置、会場入場ができるまで待機です。
 ベース基地の準備ができたころ、kyouさん一家も奈良公園に到着したということで連絡が入りまして、合流することが出来ました。また、Eさん一家も奈良公園に到着、駐車場探しに時間がかかったようですが、無事合流が出来ました。
 3家族が集まりましたので、まぁ、にぎやかなちょっとしたオフ会になりまして、子供たちも鹿を追いかけたりして楽しい時間が過ぎていきました。

 奈良公園の芝生広場で縦4メートル×横8メートルのスクリーンを設置する野外映画上映会。実際に準備状況を見ているとスクリーンはでかいですね。芝生にレジャーシートを敷いて寝転んだりしながら映画を鑑賞できるということで、スタッフ総出で芝生に落ちている鹿のフンを拾っていました。
 音楽映画の上映もあることから音響にもこだわっているということで、大きなスピーカーも配置されていました。

 事前に前売券が発売されていて、当日券よりかなりお安かったので購入しておいたのですが、これが買っておいてよかった。安かったのもそうですが、開催の約1週間前に前売券が完売で当日券販売が16時からということで、14時ごろから当日券購入のために並び始めているんですね。
 これが結構な列になりまして、正直なところ当日券でも入れるかなと思っていたのですが、入場開始2時間前から並ばないといけないという状況になると思ってなかったので前売券買っておいてよかったです。
 実際、かなりの方が並んでいまして、当日券400枚とか言ってたかなぁ。
 15時半ごろになると、前売券を持っている方々も並び始めましたので、我々もベース基地を片付けて並ぶことにしました。

 会場内に入りまして、場所取りがあるのですがピクニック気分で簡易テントやベンチなど荷物がいっぱいなので、邪魔にならないよう最前列でありながら一番右側に陣取りました。そこへ、時間ぎりぎりで奈良に到着したまないたさんとも合流してレジャーシート敷いて準備万端で松本先生の登場を待ちました。
 スケジュールは、上映前に松本先生の映画の制作秘話などのトークショーや、奈良で活動する吹奏楽団によるアニメソングの演奏が行われるということです。「宇宙戦艦ヤマト」や松本作品に関係ない演奏もありましたが、ラストは「銀河鉄道999」で演奏会は終わりました。会場内は盛り上がりまして、主催者発表では20日は約1800人だったようです。

 演奏会終了後、松本先生の登場です。トークショーでは、「本当は今ごろロケットを自分で作って火星に住んでいるつもりだった」という話や「999もヤマトも全部が一つの作品・物語になる。これを描いたら自分の一生が終わる気がすると思って描いていない」など、時々、月を見ながら話をしていました。これからの夢を聞かれると「帰れなくてもいいから打ち上げてほしい。地球をこの目で見たい」ともおっしゃっていました。


 松本先生のトークショーも話が盛り上がったりして、いつの間にか空は暗くなりまして日も沈んできました。メーテルと鉄郎のコスプレをしたMCが登場して、松本先生のトークショーも終了。奈良に宿泊するのではなく、そのまま、近鉄特急で京都に戻って新幹線でお帰りになるそうです。

 星空上映会も出来るくらいに辺りは暗くなってきたとともに、気温も下がってきました。そして、なら国際映画祭の宣伝が始まりまして、各界からの応援コメントが上映されました。そして、いよいよ劇場版「銀河鉄道999」の上映です。

 最近、劇場版の映画は見ていなかったのですが、意外にセリフは覚えていますね。そのシーンになると何となくセリフを思い出す。映画館とは違ったレジャーシートに座って、好きな格好で星空上映というのは、大変貴重な体験でした。でも、ちょっと寒かった。子供たちはブランケットやジャンバーを被せたり着せたりして最後まで見ることが出来ました。寝ている子供もいましたけどね。
 今では貴重な35ミリフィルムでの上映ということで、映写機は2台セッティングされており、フィルム上映だから、よくスクリーンを見ていると右上に黒い●が時々出てくるので、そのタイミングでフィルム交換となるのですが、普通の映画館では見ることはできないのですが、星空上映会だからそういうタイミングも見られたんですよね。


 星空で999号の汽笛が鳴り響き、そしてメーテルや鉄郎、車掌さんの声や姿が見られて、いつもはDVDで見ている映画も一味も二味も違って、奈良公園まで映画を見に行ってよかったです。まぁ、ちょっとしたオフ会みたいな感じも楽しかったんでしょうけどね。

 映画が終わったのは9時過ぎ。3家族とまないたさんは、時間が時間でしたので、どこかのお店に入って余韻を楽しむことはせず、奈良公園を出て解散となりました。

情報元



備考
銀河鉄道株式会社 様式4.1

 



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