【乗務日誌 番外編に戻る】

 

車掌室

車掌の乗務日誌 番外編

ホテルグランパシフィック LE DAIBA「 劇場版『銀河鉄道999』コンセプトルーム」に家族で2014年3月20日の初日に予約が取れたので宿泊してきました。



銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000
乗 務 日 誌 

2014 年3月20日(土)・21日(日)    天候:晴

区長

 

主任

 

 東京のお台場にあるホテルグランパシフィック LE DAIBAで、「劇場版『銀河鉄道999』コンセプトルーム」ができたということで、速攻で予約入れたら奇跡的に2014年3月20日の初日に予約が取れたので家族で宿泊してきました。

 今日はこのホテルに宿泊するだけに上京してきました。銀河鉄道999コンセプトルーム「GALAXY EXPRESS 999 ROOM」の最初の宿泊者です。

  チェックインして25階の2503号室へ向かいますと、入口の扉には「999」のヘッドマークが貼ってあります。そして、扉を開けますと「車掌さん」と「機関車さん」がお出迎えです。「時刻どおり運行しないと、私は職務怠慢でクビですよ。」

 部屋の種類は、デラックススイート(84平米)です。スイートの部屋は初めてですので、これが最初で最後かもしれません(笑)。入口から奥に入りますと、なんと999号の客車で鉄郎とメーテルが座っているBOXシートが再現されています。もちろん、「メーテルさん」がお出迎えしてくれました。
 窓にあたる部分はDVDやテレビが見られるモニターがあります。とりあえず、劇場版「銀河鉄道999」のDVDをBGM代わりに映像を再生してみました。


 さらにトイレや洗面台に行きますと、至るところに劇場版のワンシーンが描かれている額が飾られていました。クローゼットには、おなじみの手配書もありまして、洗面所には「クレアさん」が待機しておりました。「私の体はガラス、光も影も私の体を抜けてしまいます。それが私は寂しいのです。」


 部屋の各所には、いろいろファンが喜ぶものがたくさんありまして、荷物棚の上にはメーテルさんのカバン、ガラス戸棚には、当時の999グッズが展示されておりました。天井に目を移すと、なんと零士メーターが・・・照明器具まで松本作品の世界に。これが意外な所にも出てきます。後ほど紹介します。
 これ以外にも戸棚の中にはガラスコップがありまして、コップは普通のコップですが、コースターが零士メーターとなっております。電話機も宇宙を基本としたデザインで、999号が描かれているラッピングです。そして、宿泊のカードは、もちろん999号の無期限パス仕様です。
 このメインルームで一番目立つのは、やっぱり壁一面の星野鉄郎くん、メーテルさん、車掌さんのイラストです。壁には、2014年3月14日付の松本先生のサインが書いてありました。印刷ではなく直筆です。
 窓に目を移すとレインボーブリッジが見えて、アルカディア号とエメラルダス号が飛んでおります。丸机は黒地に白文字の「999」のヘッドマーク仕様です。

 寝室に移動します。寝室に入る扉のガラスは、レールが描かれていました。中に入ると、この日は、メーテルさんの衣装は寝室に置いてありました。もちろん、衣装は着ることが出来ます。ベッドは3台、ファミリーで宿泊したのでエキストラベッドが入っていましたが、2人での宿泊の場合はツインベッドだと思います。

 壁には劇場版「銀河鉄道999」の人物相関図が解説され、キャラクターの設定図やメカニック設定図も展示されています。
 こちらにも松本先生のサインがありまして、黒い色紙に金色のペンで描かれたサインが額に入れられて飾られています。
 また、この寝室には照明を消すと宇宙空間が体験できる仕掛けがありました。照明を消してブラックライトが点灯すると天井にはアンドロメダ星雲らしきものと999号が浮かび上がってきます。
 そして、こちらの窓からもレインボーブリッジが見えて、999号が走っております。

 寝室の奥には、クローゼットがもうひとつありまして、そこにはハーロックの手配書が貼ってありました。細かいところも演出してますね。そして、一番奥にはバスルームがありました。
 鉄郎と出会ったときに宿泊するメガロポリスのホテルでは、鉄郎が寝ている間にメーテルさんがシャワーを浴びていて、そこから謎の男の声とメーテルが会話していて、鉄郎がシャワールームの扉を開けるというシーンがありますが、まさにそれを再現しているバスルームです。
 「鉄郎はいつか気がつく、鉄郎は私を愛してくれた。それは時の流れの向こうに私が置いてきた、はかない夢。」

 メインルームに戻ります。宿泊者にはオリジナルグッズが用意されていました。

 オリジナルグッズは、メーテル、999号イラスト入りオリジナルフルートグラス付(3名1室で利用したので3個)、松本零士サイン入りフェイスタオル付(一人1枚あるので3枚)、手提げ紙袋(一人1枚あるので3枚)、オリジナルゲストカード(1室につき1枚)です。ツインで利用だったら、2個づつなんでしょうね。
 手提げ袋があったのですが、グッズを入れて持ち帰ってねという趣旨だと思うんですが使えないので、そのまま持ち帰りました。
 ちなみに、オリジナルシャンパンフルートグラスは宿泊者限定で、別途購入することもできるようです。

 オリジナルグッズの他にも細かい部分の演出がありました。ホテルに必ずあるホテル案内のファイル。中を見てみると、通常のホテル案内なんですが、手紙を書くための封筒、便箋が999デザインでした。
 話が変わりますが、机に光っている零士メーターに気づいたと思いますが、これは天井の照明器具です。こんな感じで照明器具が反射していい感じでした。

 宿泊代はちょっと高かったですが、「GALAXY EXPRESS 999 ROOM」に最初の宿泊ができて感動でした。チェックアウトするときは、ホテルの方がお迎えに来まして、家族の記念写真を撮影していただきました。その時、松本先生がいらしてサインを快くしてくれた話など教えてくれました。
 宿泊予約も奇跡的に初日に取れて、ほんと楽しかったです。この写真撮影でいろいろ記録するまで、家族は邪魔にならないように静かに待機していたのは言うまでもありません(笑)

情報元
備考
銀河鉄道株式会社 様式4.1

 

【乗務日誌 番外編に戻る】