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車掌室

車掌の乗務日誌 番外編

6月9日(土)に、京都産業大学の学祖・荒木俊馬氏の著書『大宇宙の旅』の影響を受けた松本先生(京都産業大学客員教授)が「荒木俊馬先生と私―無限大の夢―」をテーマに講演会を開催しました。



銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000
乗 務 日 誌 

2012 年06月09日(土)   天候:曇時々雨

区長

 

主任

 

 6月9日(土)に、京都産業大学の学祖・荒木俊馬氏の著書『大宇宙の旅』の影響を受けた松本先生(京都産業大学客員教授)が「荒木俊馬先生と私―無限大の夢―」をテーマに講演会を開催しました。
 事前申し込みでしたので、はがきで申し込みして、子供と一緒に行って来ました。さすがに大学の施設ということもあり、子供を連れてきて失敗したかなと思いつつ、静かに館内に入りました。実は嫁さんも一緒に連れてきたのですが、下の子が小さいことから、最寄りのカラオケ屋さんで子どもと待機していたのです。
 この講演会は、今年4月のむすびわざ館開館を記念したもので、京産大創設者の荒木俊馬氏の著書に大きな影響を受けた松本氏が、「荒木俊馬先生と私—無限大の夢—」をテーマに自らの半生を語りました。


 この日の講演会は、岡山のEさんも遠征しておりまして、久々に各務原航空宇宙博物館以来の再開とあって、子供たちは大はしゃぎ状態。館内を走り回っておりましたが、場所が場所なので注意して講演会会場内へ着席して、松本先生の登場を待っておりました。
 この日に来ていた方々は、おそらく大学の卒業生と現役学生がメインで、一般の方は私たちを含めて少数な感じでした。


 松本先生は小学5年生のときに荒木俊馬氏の著書「大宇宙の旅」と出会い、「この本との出会いが私の人生を大きく変えた」ということで、宇宙や天文に本格的に興味を持った本」として紹介されました。「大宇宙の旅」の中には、たくさんの惑星や宇宙の絵や写真が含まれていて、すっかりその本の世界にのめり込んだ松本先生は、宇宙に対する夢を抱いたそうです。
 また、困難な経験も全部漫画に生かされていると、戦時中や戦後の厳しかった幼少期の話をし、当時は食料を調達するために、鳩や鶏を獲ったり、海に潜って魚を獲ったりしたということでした。さらに、「松本零士」のペンネーム誕生の話や、「0は無限で終わりがない」ということなど、この辺の話は、トークショーでもよく聞く話ですね。
 松本先生は、「月に自分の足跡を残したかった。火星にも行ってみたかった。天国に行ってからじゃ遅い。」とお話しされ、「夢は夢を支えてくれる。無限の夢を次の世代が受け継いで、宇宙の果てへ行ってもらいたい、またその目で見たことを報告してもらいたい」と、この講演会に来ている方々へエールを送りました。
 講演会の最後は、スクリーンに松本先生が「メーテル」を描き、説明をしながら描いていくところが今までにない貴重な講演で、その模様を最初から最後まで見ていて感心してしまいました。講演会が終わった後も、そばらくスクリーンに投影されていたので、デジカメで撮影してきました。
 そしたら、最前列でこれまたお世話になっているまないたさんがいるではありませんか。ということで、岡山のEさんとまないたさんと合流して、嫁さんのいるカラオケ屋に戻ることになりました。


 でも、戻る前にサインがもらえないか、スタッフと交渉した結果、サインがもらえることになり松本先生の控室には入れませんでしたが、Eさんはサイン色紙、私は『大宇宙の旅』の講演会でしたので書籍を持参してきたので、この本にサインをもらえることができました。
 いつものトークショーとは違い、大学の講演会は実は初めての参加でしたが、プロジェクターを使った講演は初めてで新鮮でした。
備考
銀河鉄道株式会社 様式4.1

 

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