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車掌室

車掌の乗務日誌 番外編

7月26日(土)に杉並アニメーションミュージアムにて、「銀河鉄道999の世界展」開催中、関連イベントとして、劇場版「銀河鉄道999」「さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅-」の監督を務めたりんたろう監督のトークイベントがありましたので、これを機に上京して見学してきました。

 



銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000
乗 務 日 誌 

2008年07月26日(土)   天候:晴

区長

 

主任

 

杉並アニメミュージアム「銀河鉄道999の世界展」
 7月26日(土)に杉並アニメーションミュージアムにて、「銀河鉄道999の世界展」開催中、関連イベントとして、劇場版「銀河鉄道999」「さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅-」の監督を務めたりんたろう監督のトークイベントがありましたので、これを機に上京して見学してきました。
 JR東海ツアーズに東京激安プランを利用して、新幹線こだまにて上京。JR中央線に乗り継ぎ、荻窪駅に昼前に到着して、昼食を済まして杉並アニメミュージアムに向かいました。
 999MLで「りんたろうトークイベント行く人がいればみんなで行きましょう。」と呼びかけて現地集合。集まったのは、haruhikoさん、メタルメナさん、ちびさん、フライヤさん、響さん、ですらーくん、13号さんと私ら家族の10人です。

 バス停を降りて少し歩いて到着。思ったよりこぢんまりとした建物で、杉並会館という建物の中にアニメミュージアムがあり、正面玄関の脇には、いろいろなアニメ作品の壁画が飾ってありました。エレベーターで上がりますと、いきなり正面に著名なアニメ原作者、関係者のサインが並ぶ中央の柱がありまして、松本作品ではメカ設定でお馴染みの板橋克己氏のサインもありました。ほかにも、いろいろなイラスト付きサインがずらりと並び見応えがありました。


 ミュージアムの常設としては、アニメの歴史やアニメの制作に関しての解説展示などがあり、それらに関するグッズなんかも少し展示してありました。

 で、本来の目的である「銀河鉄道999の世界展」ですが、写真撮影が厳しく制限されていましたので、どんな様子かは写真でレポート出来ませんが、我々みたいなあちらこちらでイベント見学していると、どこかで見たことがあるものばかりでしたが、私としては、現在、全国で上映中の大型映像作品「銀河鉄道999-星空はタイムマシーン-」の設定などが初めて見る展示資料でしたね。
 唯一、写真撮影が出来るところは、999号の車内にメーテルさんと鉄郎くんが座っているジオラマ。子供と一緒に記念撮影しましたが、ちょっと残念なのが、一緒に座席に座れるような演出があったらよかったのになと思いました。立ち入り禁止のテープが貼られていたんですね。これではうれしさも半減でした。

 このジオラマ、というか、メーテルさんと鉄郎くん、どこかで見たことがあるなぁと思い出すと、フジテレビにも同じ物がありました。


「銀河鉄道999の世界展」スタンプラリー
 「銀河鉄道999の世界展」では、スタンプラリーも開催しており、全てのスタンプを集めると杉並アニメーションミュージアムのオリジナルポストカードがもらえるというものでした。また、子供連れには簡単なクイズに答えると、これまた記念品がもらえるというこで、うちの子供はまだ2歳なので、もちろんわかるはずもないので、代理で私らが回答して記念品を頂きました(笑)。ちなみに「銀河鉄道999クイズ」は以下の通りです。

劇場版「銀河鉄道999」が公開されたのは?
19○○年○月○日
ヒント:「映画の宣伝はやっぱりポスターだよね!」
テレビ版「銀河鉄道999」の終着駅は?
○○○シューム
ヒント:「終着駅には、テレビの112話で到着するんだよね!」
銀河鉄道999の原作者、松本零士さんが描いた有名なマンガは?
「宇宙海賊○ャ○○○ ○○○ッ○」
ヒント:「劇場版 銀河鉄道999にも出演しているね!」
回答
1979年8月4日 プロメシューム
キャプテンハーロック  

 それと、同行していたharuhikoさんからもらったんですが、私は気づいていなかったのですが、荻窪駅にてプレゼント引換券が配布されていたようで、これで記念ステッカーと交換してくれました。スタンプラリーは計5箇所のスタンプを集めまして、記念品は同じステッカーでした。スタンプも嫁さんに全面委託。綺麗にそして慎重にスタンプを押して回ったことは言うまでもありません(笑)


りんたろうトークイベント「銀河鉄道999その作品の魅力を語る」
 りんたろうトークイベント「銀河鉄道999その作品の魅力を語る」の時間は、13時からで、整理券の順番で会場へ入場が始まりました。私らは、7番と8番。

 最初は家族で入場したんですが、子供が寝そうで寝ない。そのまま、昼寝モードになってくれればよかったんですが、親の思い通りには行かないわけで、じっと座っておられず回りに迷惑になりそうなので、嫁さんと子供は始まる前に会場から退出して外で待っていることになりました。結果的にそれが正解だったんですが・・・(^^ゞ
 トークイベントの司会者がりん監督を紹介すると、なにげに私らが座っている後方から登場。写真でしか見たことがありませんでしたので、どんな感じの方か興味がありましたが、本人には失礼ですが意外に若い感じがしました。だって、映画製作が約30年前で、その時の年齢がいくつか知りませんが30歳代だったとして、現在は60歳代ですよね。実際はいくつかは知りませんが、調べればわかるかな。
 お話の内容は、まずはじめに、「劇場版銀鉄をリアルタイムで見た人はいますか?」というりん監督からの質問に対し、大勢の方が手を挙げ、りん監督は驚いていました。この業界に入った当時は、実写映画を撮りたかったらしいです。しかし、今と違って専門学校もなかったので、「いずれ実写が撮れれば・・・」という気持ちで東映動画に入社。そして、60年代に手塚治虫先生のお誘いを受けて、虫プロでアニメーターをすることになったそうです。しかし、演出をやりたいということを手塚先生に訴え続けて、「鉄腕アトム」で演出デビューしたそうです。その後、古巣の東映動画で「グランプリの鷹」の演出、その実績を買われてプロデューサーから頼まれた「キャプテンハーロック」の演出をすることになったそうです。後に「劇場版銀河鉄道999」の監督として参加することになったそうです。
 東映のお偉い方から「劇場版銀河鉄道999」の監督を「ひらがなの名前のヤツにやらせろ。」と言われ、監督の話が来た時には、それまでTVアニメ作品ばかりを作っていたため、監督を引き受けるかどうか迷ったそうです。
 その他、映画製作のスタッフにこだわった話とか、音楽は松本先生の大好きなワーグナーの曲は採用しないと決めていたこととか、映画公開するまでの話では、作品が完成に近づくにつれ、監督は作品を完成させる責任があるため孤独になりながらも最後まで作業を続けなければいけないと言うことでした。また、スタッフと仕事をしている際には決してテンションを下げてはいけない、テンションを落すと周りのスタッフに見抜かれてしまうとのことだそうです。他にもいろいろお話しされていましたが、記憶があやしいのでここでは書くのを辞めておきます。(^^ゞ
 999に関してのお話しが一段落したところで、質疑応答の時間。ここで、興味深いお話しで「監修 市川崑」についての質問があり、私詳細は知りませんが、NHK-BSの番組で「劇場版 銀河鉄道999」が取り上げられたとき、「監修 市川崑」の話題があったそうで、事実と違うと言うことで、りんさんと松本先生が抗議したとか。りんさん自体はあまりお話ししたくないような感じだったんですが、いろいろしゃべってくれました。あとは、ハーロックについての質問が多かったですね。なるほどなと・・・。

 その後は、りん監督の最新作「よなよなペンギン」予告上映、制作中の「よなよなペンギン」についてのお話しをされて、14時半過ぎにトークイベントは終了しました。この間、司会者の方は待機状態。りん監督の一人舞台で延々しゃべり続けました。
 松本先生の講演会とかは良く行きますが、意外にも製作スタッフとかのお話は聞く機会が無いもので、今回、劇場版の監督をされたりんさんのお話しは貴重な体験でした。
 その後、常設展に戻りまして、中央の柱のサインを見ていたら、偶然にもりん監督がスタッフの方と一緒に登場。柱にサインをしていました。


ファミレスでお茶休憩&夕食
 その後は、みんなでお茶タイム。メタルメナさんと13号さんはここで解散。荻窪駅まで戻りまして、ファミレスで長時間居座りましていろいろおしゃべり。うちの子もトークイベントで待っている間にお腹が空いたらしく、おやつタイムでした。夕食の時間になりまして、同じ荻窪エリアの別のファミレスに移動。ここで、久々に、みゃあたさんと合流していろいろしゃべりまして解散となりました。
 この日は隅田川花火大会があったらしく、浴衣姿の方々が地下鉄にいっぱいおりまして、激込みに遭うかもしれないと覚悟していましたが、無事、宿泊ホテルに到着できました。


 ということで、今回も我が家族のために集まってくれてありがとうございました。子供ペースで気を遣ってくれて感謝です。次回の上京予定は、上信電鉄の999ラッピング列車乗車かな?

備考
銀河鉄道株式会社 様式4.1

 



 

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