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車掌室

車掌の乗務日誌 番外編

2008年6月1日(日)に京都にて、mixiコミュニティ「メカデザイナー 板橋克己」が主催する「お座敷原画展」オフ会in京都に参加してきました。昨年の11月にも東京で開催された際に参加したんですが、今回の第3回目は京都まで板橋さんと管理人の風媒花さんが東京からお越しになるということで、私たち家族も愛知より車で京都へ行きました。




銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000
乗 務 日 誌 

2008年06月01日(日)   天候:晴

区長

 

主任

 

 2008年6月1日(日)に京都にて、mixiコミュニティ「メカデザイナー 板橋克己」が主催する「お座敷原画展」オフ会in京都に参加してきました。昨年の11月にも東京で開催された際に参加したんですが、今回の第3回目は京都まで板橋さんと管理人の風媒花さんが東京からお越しになるということで、私たち家族も愛知より車で京都へ行きました。
 「お座敷原画展」というのは、過去、板橋さんが描いてきた松本作品の設定画の原画を鑑賞するというオフ会です。貴重な原画を鑑賞しますので、コミュニティメンバー限定です。
 お座敷原画展会場に向かう前に、我々家族は、梅小路蒸気機関車館へ行きまして、999号のモデルとなったC62蒸気機関車を子供に見せてあげようと思って行きましたが、肝心なC622号機は整備中で、頭隠して尻隠さず状態で近寄れない状態でして、C621号機は機関庫からは出ていたんですが、近くで見られないところに移動してあってテンション下がりまくりの梅小路でした。


 梅小路で、ミツセさん、嵐さん、ochibokeさんと合流。ochibokeさんとは、ネット上ではお知り合いだったんですが、本人とは初対面でした。茨城から京都まで高速バスで来ました。あと、mixiメンバーで、初対面でこいさん親子と合流しました。
 NHK-BSで京都市内を生中継する番組があるせいなのか、お客さんが普段より多く感じられ、スチーム号も臨時で何度も走らせていましたし、車庫にいる蒸気機関車も火を入れてスタンバイ中が2台ほどいました。そんでもって、私らも子供とミツセさんと一緒にスチーム号へ。汽笛があまりにも大きく聞こえたせいか、子供は「こわい」と嫌がられましたが、ごまかしつつ乗せてみましたが、やっぱり汽笛が鳴ると恐がり、それから蒸気機関車には近寄らせてくれませんでした。(^^ゞ

 昼ご飯を簡単に済ませ、原画展が開かれる西本願寺聞法会館(もんぼうかいかん)へ移動。私らは嵐さんの荷物が京都駅にあるということで、嵐さんとミツセさんの荷物を載せて、京都駅経由で向かい、あとのメンバーはバスで向かうことになりました。


 宿泊施設も備えた西本願寺聞法会館の和室は40畳。とても広い和室での原画鑑賞会となりました。14時開始ということで、30分前に到着したんですが、板橋さん初め、管理人の風媒花さんも来ておりまして、ほかにもmixiメンバーが揃っておりました。
 14時を過ぎて梅小路からのメンバーが到着、まずは自己紹介から始まりまして、原画展が始まりました。板橋さんが大きな原画を広げ始めて、回りに集まり鑑賞会です。それからも、続々と原画が広げられていきました。で、うちの息子はといいますと、会場へ着く前に車の中で寝てしまいまして、会場へ入っても起きる気配はなく、座布団を借りてお昼寝タイムに突入したので、息子の動きを気にすることなく、原画鑑賞に集中できました。いやいや親孝行な息子です。(^^ゞ
 今回、お座敷原画展in京都の参加者は、私ら夫婦と息子、こいさんと息子さん、Ryuさん、ArigAさんとお嬢さん、ochibokeさん、ゆきやん石川さん、嵐三太勇さん、ミツセさんと管理人の風媒花さん、そして板橋さんです。今回はアットホーム的な鑑賞会となりました。
 

 私は東京で開催された原画展にも参加していますので、同じ原画を見ているのですが、部屋いっぱいに広げて見るのは感動が違います。東京では和室が広くありませんでしたので、ある程度見たら、次の原画へと入替をしていましたので、じっくり見ることが出来ませんでした。今回は前回見ている分、細かな部分を鑑賞できて良かったです。いや〜、ほんとに和室40畳をフルに使って、板橋さんが持ってきた原画を一部入れ替えしましたが、ほとんど広げてみるのは凄かったです。


 今回の私は、999を中心に鑑賞したんですが、原画でしかわからない、黒い部分にもさらに黒のラインが描かれていて、深みがあるというか、印刷やコピーでは表現しきれない部分が特に印象的でして、修正した箇所も原画ならではのものです。ムック本ではお馴染みの設定画でも原画は違う。黒いライン一本一本が微妙な幅、太さで表現されていて、999号コンピュータールームなんかは原画を見たら、ゾクゾクするものがあります。あんな細かい部分をペンで表現していくというのは、プロの仕事だなと。今ではパソコンで描けるのかもしれませんが、微妙な細かい表現はパソコンでは出来ないと思うんです。専門家じゃないから実際はわかりませんけど、パソコンでもそれなりに勉強して描けるのかもしれませんが、原画を描いた当時はパソコンなんてありませんので、これをペンで描いていたということが凄いと単純に思いました。
 さらに凄いと思ったのは、修正されている箇所が少ないこと。パソコンだったらすぐに消せるんでしょうけど、ペンで描いているので、修正液で修正されている部分もあるんですが、それがほとんど無い。東京で見たときは、ただただ凄いと思って見ているだけなので気づかなかった事なんですが、改めて原画は感動しますね。うちの嫁さんも今回が初めての原画鑑賞会でしたので、ただただ感動しまくり。板橋さんに質問してみたりして楽しんでいたようです。
 14時から始まって、16時30分までの使用時間でしたが、時間いっぱいまで原画を広げて、各々のお気に入りの原画をじっくり見たり、板橋さんに質問をしたりして、あっという間の2時間半が過ぎていきました。
 ミツセさんがあれこれカメラを持参してきていたので、最後は原画展に参加したメンバーで記念撮影。さらに、板橋さんがお土産を持ってきてくれて、全員でじゃんけん大会、ちょっとしたサイン会で原画展はお開きとなりました。

 原画展会場の後片づけ終了後、ちょっと早めの夕食会。同じ会館のレストランで食事です。やっと息子はここでお昼寝タイム終了。ほんとに親孝行な息子です。
 風媒花さんが一人一人に原画展の感想を求めたりしながら、あれこれオタクな話に盛り上がりました。しかも、ネジの話で(笑)
 (あっ、写真はなんか雰囲気が暗くなっていますが、わざと暗くしてありますからね。)
 ということで、盛り上がっていたところで、皆さんの帰宅時間が迫ってきましたので、ここでお開き。板橋さんと風媒花さんはタクシーで京都駅に向かい、東京へ帰られました。あとのメンバーは、バスで京都駅まで向かったようです。私らは車で名古屋へ帰宅しました。

 東京からバッグに入れて重い原画を持ってきた板橋さん初め、主催した風媒花さん、遠くから遠征してきました皆様、お疲れ様でした。今回参加された方々はラッキーです。大きな和室で原画を部屋いっぱいに広げて鑑賞するというのは、感動が違います。東京で初めて原画を見たときは、原画を見ただけで感動していたんですが、途中、何度も原画の入替作業がありましたので、その感動も途切れてしまいます。もう一度、あの原画が見たいと思っても片づけられていて、もう一度広げてみたいとは言えなかったのです。今回は、入替作業がほとんど無かった。それだけでも、京都に遠征してきて良かったと思う点です。おそらく、京都で参加した方々が、いわゆる普通の広さの和室で見たら物足りなさを感じるかも知れません。
 原画を見るということは、原画を傷めてしまうと言うことでもあると思います。それだけ、広げたり折り曲げたりをしますからね。でも、原画はなかなか見るチャンスは無い貴重なものです。今回で2回、原画を見る機会に恵まれましたが、また見る機会があればじっくり見たいですね。

備考
銀河鉄道株式会社 様式4.1

 



 

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