車掌室
	車掌の乗務日誌　番外編
	WTCで開催されました「松本零士　大アニメーション作品展2004」を見てきましたのでレポートします。

銀河鉄道株式会社　車掌区　No.000 乗 務 日 誌
2004年8月28日(土)　　　天候：晴	区長		主任
WTCで開催中の「松本零士　大アニメーション作品展2004」を見てきましたのでレポートします。 　この日は、台風16号接近ということで、曇り空の天気でしたが、夕方に大阪に立ち寄り、WTCへ向かいました。当初の予定で、時間があれば立ち寄るつもりでしたので、年間パスポートを持参しておりました。このタイミングを逃したら、もうこのイベントは見に来られないのでした。 　イベントの内容ですが、新作である「宇宙交響詩メーテル〜銀河鉄道999外伝〜」を中心に設定資料をパネルで紹介という感じのイベントでした。「ガンフロンティア」「コスモウォーリア零」などのプロモーション映像とか予告編とかの映像が大きなテレビに流れていて、お客さんが座って見ていました。（ただ単に休憩している感じにも見えましたけどね。） 　台本もガラスケースに展示されていました。第6話分までの台本があり、中身が見られないのが残念です。まぁ、仕方が無いですね、DVD発売前のイベントですし、スカパー！では、PPV放送をしている途中ですからね。ここで話の中身がわかってしまうのはつまらんし（笑） 　しかし、第1話の台本のみが少し紹介されていました。台本の中身が少しわかっただけでも、この物語のストーリーが多少、わかるかと思うんですが、残念なことに新作や展示してある作品の説明というか解説が無かったんですよね。超有名な「銀河鉄道999」だったらまだわかるかも知れないのですが、新作となると作品内容がわからない人が多いと思うんですよね。地上波で放送されている作品ではありませんからね。 　ずらずらと見ていただきましたが、設定と実際の動画にしたときの画と比較して展示してありました。細かい部分の指示なんかが色鉛筆で書いてあったりして、じっくり見てみると結構面白かったです。設定資料集が発売されると思うんですが、こういう色鉛筆で細かい指示が書かれていますので、カラー印刷もいいかもね、値段が高くなりそうだけど（笑） 　今回のWTCでのイベントは、前回の「銀河鉄道物語展」でも思いましたが、作品の解説パネル等が無かったのが残念です。展望台に来た人が、ぶらっと寄り道をして見学するという人には、作品自体に知名度が無いと、なんの作品かわかりづらいと思うんですね。特に今回の「宇宙交響詩メーテル〜銀河鉄道999外伝〜」に関しては、スカパー！での放送、しかもPPV放送なので、見られる環境の人が少ない。放送自体が始まったばかりというのもありますが、この物語に関しての説明もあると充実したかなぁと思ったりもします。「1000年女王」から「メーテルレジェンド」と続き、「宇宙交響詩メーテル」そして、「銀河鉄道999」へと繋がるという前宣伝でしたので、こういう説明があれば、昔、999を見ていた人がぶらっと見ても、興味が多少なりとも持てるんではないかと思いました。今の現状では、「メーテル」しか登場人物がわからないかな。しかも、なんで黒服じゃなくて赤い服なのか、疑問を持ちつつ会場を後にする人たちもいたと思いました。イベント自体を開催することには意義があると思うんですけどね。予算の関係もあるんでしょうけど、あともう一工夫だったと思います。でも、「宇宙交響詩メーテル」に興味があっても、スカパー!が見られなくて気になっている人には、いいイベントだと思います(^^)
銀河鉄道株式会社　様式４