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車掌室 |
車掌の乗務日誌 番外編 |
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東海テレビのテレピアホールで、国際宇宙科学フォーラムNAGOYA2002が開催されまして、「21世紀にかける夢〜舞台は宇宙へ〜」をテーマに松本先生の講演会がありましたので見てきました。 | |
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銀河鉄道株式会社 車掌区 No.000 |
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2002年11月4日(月) 天候:曇 |
区長 |
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主任 |
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東海テレビの高井一アナウンサーが司会進行。まずは松本先生の講演です。講演会場に訪れている客層は、おそらく日本宇宙少年団の部員と親御さんが多数でしょう。私ら松本先生の講演会が目的の大人は少数派と思われます。
このあとは、カロル・ボブコ氏のスペースシャトルでの体験レポートを通訳付での講演。実際のスペースシャトル内の様子を撮影した写真を交えながらの講演で興味あるものでした。 15分間の休憩を挟みまして、「宇宙への夢」をテーマにした討論会と実験。討論会と言っても主役は日本宇宙少年団の子供たち。国際宇宙ステーションで何をやってみたいかを絵に描いて、その絵を見て、いろいろ討論するものでした。司会進行はテレビでおなじみの中村浩美氏。子供が描いた絵の中で、国際宇宙ステーションで運動会を開いたり、野菜などを生育したりとか、それに対する問題点とか疑問点を出し合い討論するもので、一人、小学2年生の男の子が一生懸命に手を挙げて疑問や意見を言っていましたね。かなり、勉強しているなぁって感心もしちゃいました。このあと、実験コーナーが始まりまして、山田ふしぎ氏という女性の方が登場。おそらくNHK教育テレビとかに出ているような感じの人でしたが、私は知りません(^_^;) でも、実験は面白かったですよ〜、宇宙の真空状態ではどうなるのかを実験で証明するもので、風船を膨らませたものをガラスの中に入れまして空気を抜いていきます。風船はガラスのケースいっぱいになりまして、真空では風船が破裂してしまうくらい膨れてしまうと言うことがわかりました。そして、今度はガラスのコップに水を入れ、同じようにガラスケースに入れて空気を抜いていきます。そうすると、水が沸騰します。低音沸騰と言うそうです。コーラも同じようにやりまして、炭酸が抜けてしまいました。この実験では、人間が真空の宇宙へ宇宙服を着ないで出た場合、どうなるかを証明した実験でした。人間の身体は約80%が水分。要するに、宇宙空間へ放り出されると、人間の身体は風船のように膨れてしまい、中の水分は低温沸騰の状態となり・・・・というちょっと怖い結果になってしまいますよと言うことで、私も勉強になりました。(^^) いきなりクイズが出題されて、宇宙服の色は何色?という質問で、当然白色なんですが、なんで白色か黒じゃダメなのかという実験もしましたね。大きな風船を膨らませて、一箇所に黒い印を付けます。そこに太陽の光の変わりに照明器具を代用し、レンズで光を集めて、黒い印に当てると風船が割れると。宇宙服が黒かったら太陽の光を吸収して、中にいる人間は生きていけないと言う実験でした。なるほどという感じです。わかりやすい実験コーナーでした。 的川教授と高柳氏(文部科学省高エネルギー加速器研究機構教授)とのトークショーもあり、今回は途中で寝ることもなく(笑)、子供も大人も楽しめる講演会でした。
最後にチケットに印刷された番号で抽選会があり、松本先生がプレゼンターで再び登場。松本先生の描き下ろしの絵がプレゼントされました。絵はどこかで見たことがあるものばかりでしたけどね。でも、サイン入りなんですよ、欲しかったなぁ。 と言うことで、珍しく講演会のレポートをお送りしました。愛知県を中心とした東海地方は、宇宙産業の中心地の一つでもありますから、結構、名古屋では毎年のように松本先生が来られる日本宇宙少年団関係の講演会が開催されています。また次回も開催されれば管理局のページでもお知らせしますね。 |
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銀河鉄道株式会社 様式4 |